ΔV: Rings of Saturn

ΔV: Rings of Saturn

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遊び方ガイド(ゲームプレイベーシックス)
By ti
ゲームのルールや進行に関する簡単なガイドです。
チュートリアルでは船の動かし方や画面の見方を説明されるだけで放り出されてしまうので、何をしていったらいいのかわからなくなったときに見てみて下さい。
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ゲームについて
 ゲームのだいたいの流れはこうです。

1. お金を稼ごう!
 Ring Diveしてお金を稼ぎます。

2. クルーを雇おう!
 稼いだお金を使ってステーションでクルーを雇います。

3. シナリオを進めよう!
 シナリオはバックグラウンドを持つクルーが関わる対話によって進んでいきます。
ゲームの進め方
[基本的な方針]

 というわけで周囲のNPCと対話(Hail)して探索範囲と情報を集めていくのが進行の流れになります。

 背景情報をもつクルーがいると対話から追加の情報が手に入ることがありますので、できるだけたくさんの背景を持つクルーを集めていくことが重要です。
 クルーは対話の場にいる必要がありますのでたくさんのクルーが乗れる船があるとよく、そのためにもお金を稼ぐ必要があります。

 お金を稼ぐためにはたくさんの拠点やステーションの場所を知っている方が良く、そのためにもたくさんのNPCと会話が必要で、それにはやはり背景の持つクルーの特別な対話が有用で……

 という感じでゲームの流れは理解できるでしょうか。
 お金を集めて人を雇って情報を仕入れ、手に入れた情報を元に探索に向かい、さらに様々なひとと会話をして、もっとお金を儲けたり宇宙の謎に迫ったりしましょう。

[情報収集について]

・Radar anomaly
 クルーが"出掛ける直前にリチャンの投稿見たんだけど"とか、"いまのVisualFeedのフラッシュ見た?"とか言ってくる場合があります。
 こういったときはJメニューのAstrogatorにポイントを追加してくれていますので、ファストトラベルで移動してみると何かが見つかったりすることがあります。

・BIG LiDAR Contact
 NPC船長と対話しているときにポイントを教えてくれる場合があります。
 こっちの場合はSpace HabitatやMoonletが見つかることが多いようです。

ステーションでできること
 そのクルーは拠点となるエンケラドゥスステーションから雇えます。
 船の装備を買ったりチューニングしたりもできます。

 各メニューについて簡単にガイドします。

[Mineral Market]
 鉱石の公開市場のようなものですが、忘れていいです。
 過去の値動きと現在の価格が表示されていますがお金を稼ぐなら掘ったほうが早いです。

[Repairs]
 現在の船のパーツを修理(Fix)するか交換(Replace)できます。
 修理は安価ですが一度に数%しか調整できないため時間がかかり、Mechanicの能力で上限が決まります。
 交換は比較的高価ですが短時間で100%まで回復ができます。

 パーツが損傷して完全性が100%から低下するとざっくり性能が悪化すると考えて良いです。

 上部にあるInsured forは保険額で、修理や交換はまずここから差し引かれます。
 ゲーム開始時は100,000E$の保険があるのでいきなり破産することはないでしょう。

[Services]
 上記の修理や交換にかかる時間をお金を払って潰したり、保険を買い直したりできます。
 高い宿に泊まって時間を潰すとクルーのmoraleが上がったり(😀)するようです。士気はスキルに補正をかけるとかなんとか。

 保険を買うならJameson's Insuranceです。50,000 E$の掛け金で 100,000 E$保障してくれます。
 この分は修理代が事実上半額になるので手に入れられる状況なら買っておきましょう。(保険を使わないひとが損をしているのに違いありません)

[Tuning]
 採掘船の装備品の性能を調整できます。
 基本的には出力を上げると性能が上がり消耗しやすく(Repairs%が下がりやすく)なります。
 レーザーやマイクロ波は波長を変えると熱や衝撃の伝わり方が変わったりするようです。

 オートパイロットはデフォルトで50m/sまで加速しますので、ファストトラベルの助走で危険になったりする可能性があります。
 重い船に乗り換えたときには下げると安全になるかも知れません。

[Equipment]
 採掘船の装備を変更します。
 最重要なのが貨物室(Cargo Bay)の装備で、まずは加工装置(MPU)搭載を目標にするとよいでしょう。
 MPUはポケットの中に入った鉱石を電気を使ってインゴットに加工することができます。
 氷から燃料(Remass)を生産することもでき、航続能力が格段に上昇します。

 基本的には買ったものは(壊さなければ)同じ金額で売れるので気軽に試してみても良いです。
 選択するとSimulationとして機動やリソースの変化を見せてくれますので参考にしてみて下さい。

※ 装備は必ずしも高価な方が上位互換、いう訳ではありません。
 採掘レーザー(mining laser)なんかは高い方が早く分解させられますが必要なリソースが増えますし、燃料タンクも大きくして満載すると船体重量が重くなって機動に影響があります。
 スラスター(Reaction Control System)やエンジン(Main Propulsion)も燃費と性能がそれぞれ違ってきます。
 
[Dealer]
 お船やさんです。"New"ラベルの付いた4つは固定売り。その他は中古のその時限りです。
 デフォルトのK37 TNTRLは非常によい船なので当分は用がないと思いますが、お金が貯まったら乗り換えを考えたら良いでしょう。

[Fleet]
 手持ちのお船のリストです。
 ♻️ で乗り換え
 🚀で販売

[Crew]
 クルー(乗組員)を雇うことができます(重要!)
 クルーは役割ごとに特殊能力があり、教育と経験で強化されます。
 また隠しステータスとしてバックグラウンドの経歴があり、これによってNPCとの特別な応対が発生しシナリオが進行していきます。

 まずはお財布と相談しながら下記の要員をひとりずつ雇用するのが良いでしょう。
 一緒に過ごすたびに教育も経験も成長していきますので、無理をして高いひとを狙うことはありません。
 なお、一緒に居てもバックグラウンドの隠し経歴は変化しません。

・Astrogator
 宇宙航空士です。*重要*
 この人がいると周囲の船をレーダー上で強調表示してくれたり、マップに表示された重要拠点を長く追跡してくれたりします。
 この人がいないと前に訪れたリング内のステーションにもう一度行きたい、といったときに困ったことになります。

・Pilot
 操縦士です。
 衝突経路上に物体があると教えてくれたり、衝突直前などの危険が迫るとスローモーションにしてくれたりします。
 前者はある程度AutoPilotの装備で実現可能ですし、後者はゆっくり飛べばまあなんとでもなるので優先度は低め。

・Geologist
 地質学者です。*重要*
 特に序盤では重要な役割です。
 散らばった鉱石をスキャンして成分を教えてくれたり、その価格を推定してくれたりします。
 高価なものを選んで持って帰れるのはいつだって便利です。

・Mechanic
 メカニックです。
 ダイブ中にエンジンやスラスターが故障した場合の挙動を改善してくれるようですが、基本的はRepairsでFixを選んだ場合の上限を高めてくれるひとだと理解して問題ないです。

[Logs]
 お金の動きを伴う記録です。
 ダイアログとか記録してくれるわけではないのであんまり見ないかも。。

[Launch Ring Dive]
 土星の輪に出発(Ring Dive)します。
 もしRepairs完了までに時間がかかる場合は、最安のServicesで時間まで過ごします。
 特に指定せずにDiveした場合、到達点の正確性はそれほど担保されません。場合によってはそこからさらにAstrogatorの力で移動したりする必要があるかも知れません。
お金の稼ぎ方
 大原則:Ringではそれを手に入れたものが所有権を持つ

 というわけでお金を稼ぐにはなにかを持って帰ることです。

[1. 鉱石を掘って売る]
 mass driverやmining laserを撃ち込んだり、スラスターやエンジンの噴射で炙ったりしてリング内の石(ringroid/iceroid)を破壊すると鉱石が飛び出してくるのでこれを集めて持って帰ります。
 MPUがあれば水分(H2O)を飛ばして鉱石に加工できるのでよりたくさん持って帰ることができます。

 序盤は手に入る鉱石をすべて持って帰るほかありませんが、MPUを手に入れてリング内で宇宙居住地 (Space Habitat) を見つけられるようになるとよい取引相手になってくれます。
 彼らはランダムな種類の精錬済金属の買い取りをオファーしてくれます。この価格はエンケラドゥスまで持って帰るよりずっと割がよいので中盤の主要な収入になるでしょう。

 鉱石を集めるにもいろいろな方法があります。
 口を開けて突っ込んでいったり、クチバシで直接削りに行ったり、Manipulatorで掻き込んだり、ringroidごと腹に収めたり、droneで掻き集めたり。
 ステーションに用意されている装備を気の向くまま試してみて下さい。

・MPUについて
 拾った鉱石を製錬して燃料(Remass)やインゴット、ものによってはmass driverの発射体やdroneまで作ってくれる便利装置ですが、貨物室内のポケットに鉱石が入っていないと処理してくれません。
 貨物室の中で偏っていたり引っ掛かって詰まっていたりする場合は揺すったりエンジンを吹かせたりして位置を合わせてみて下さい。
 処理しているかどうかはPOWER DRAWを見るとわかりやすいです。処理していると電気をたべます。

 mass driverやdroneの弾は対応する装置を持っていれば精錬済のFeとPtを消費して自動生産してくれます。

 なお、採掘船の持つ精錬庫(Processed storage)を越えた分は破棄されます。
 燃料になるぶんもあるので無駄とは言えませんが、もったいないなと思ったらJメニューからMPUの電源を切ると処理されなくなるので鉱石のまま持って帰れます。


[2. 遺棄船を回収して売る]
 自走できなくなった船を見つけて"AR-1500 Manipulator"で掴んで/クルーを送り込んで操縦させてエンケラドゥスまで戻ると自分のものにできます。
 ManipulatorはHIgh-Stress Hardpointにしか装着できないので前者が行える船は限られますが安全です。後者は自走できない状況によりますが、動作しない船に乗り込ませるリスクがあります。
 持って帰った船はFleetメニューから売り飛ばすと300,000E$ - 1,000,000E$ほどの収入になるので、落ちている船がお金に見える船長もいるとか。

 遺棄船の在処はNPC船長が費用を対価に教えてくれることもありますし、海賊の被害に遭った可哀想な船が期せずして遺棄船になったりすることもあります。(が、たいていはリアクターが暴走して爆発四散しますので助けようと近寄るときは慎重に)

 遺棄船は自走できない船なので、推進剤をすべて失ったりしても対象になります。自分がこうなったらレスキュー頼みです。

 十分な推進剤を確保していても、燃料タンクに穴が空いて推進剤が漏れたら同じ状況になってしまうかもしれません。
 こうなったら燃料は生産するそばから漏れていくし、RingDive中に修理をする方法はRepair droneを使うくらいしかありませんので、ふつうはもう何もできません。

 ところで、たいていの構造物は何らかの手段で高加速された物体とかがぶつかると穴が空きます。
 動いている船までもお金に見え始める船長もいるとかいないとか。

 気をつけましょう。

[3. その他の珍しい物を拾ってくる]
 宇宙には珍しい物(anomaly)が落ちていることがあります。
 いつか誰かが発射した真っ赤な発射体、謎のドローン、キラキラ輝く小さな切片、高速で飛翔するシリンダー、信号を出して救助を待つライフポッド、不幸にも漂流する物言わぬ身体……
 よく分からない物を見つけたらとりあえず回収しておくと、ステーションで誰かが高額で引き取ってくれるかも知れません。
HUDの見方
 よしわかった、稼ぐぞ! とRingDiveしたところでふと気がつきます。HUDの説明は?

 実はチュートリアルでHUDに添付されている手書きっぽいメモはプレイ中はもう見られないようです。
 もう一度見たいときは"Settings"から"Tutorial"をOnにしてからNewGameしてみてください。

 参考として、デフォルトのK37 TNTRL用HUDにObont USV-D Microseismic Seriesの偵察ドローン(Reconnaissance Craft)を搭載したものでガイドしておきます。

 HUDはエンケラドゥスステーションでEquipmentから好きな物に変えられます。
 変更すると見た目や表示位置が変わりますが、表示される情報は変わりませんので見やすい物を選んだら良いです。


左上から

①Doppler LIDAR
 周辺のマッピングとそれぞれの相対的な移動状態を表示してくれるLiDARです。
 青いのは接近している、赤いのは遠ざかっている。
 光っているのは鉱石、△は近くの船です。

 船を見たらJメニューで声を掛けてみましょう。

・船の識別について
 グリーン:友好的(Friendly)な相手です。こちらからJ->PilotメニューでFriendlyに指定した相手もグリーンになります。

 イエロー:デフォルト(Auto)な相手です。

 レッド:トランスポンダーを切って自分の認識情報を隠しています。基本的には海賊や非合法な行為を目的にしている船です。

②速度表示
 Doppler LIDARの下部、自分とターゲットの加速度、速度、移動方位、向いている方角の情報です。

③CARGO HOLD
 左下のビンみたいな図です。
 貨物庫のセンサー表示です。鉱石の保管状況やMPUが装備されてるなら精錬金属の保存容量が表示されます。
 だいたいの売値もわかるので、潮時の判断にも使えます。

④REMOTE SCANNER ESTIMATED COMPOSITION
 カーソルの周囲にある鉱石の分布見積もりを表示してくれます。
 これはObont USV-D Mictoseismic Seriesの機能

⑤VISUAL FEED
 右上の図です。外部から見た赤外線カメラのようなものです。
 エンジンを焚いたりすると光って見えます。
 周辺でキラキラしているなら、誰かがエンジンを何度も大きく操作しています。難しいアプローチを試みているか、急激に移動する必要に迫られているかです。

⑥ONBOARD MAINTENANCE SYSTEM
 Jキーで表示できるMechanic画面に似ています。
 こちらは操作の表示です。
 数字キーで搭載されている装備の有効/無効を切り替えたりできます。Manipulatorが反応し続けて鬱陶しい場合などにワンタッチで操作できて便利。

⑦システムステータス
 上記⑥の下にある一覧です。
 PROPELLANT 搭載燃料量
 TRANSIT RESERVE 帰還に必要な燃料量
 TRANSIT TIME 帰還に必要な時間
 ΔV 現時点で持つ速度変化量 (ツィオルコフスキーの公式!)
 MASS DRIVER AMMO 発射体の残量
 NANODRONE COMPONENTS ドローンの残量
 TOTAL SHIP MASS 船体重量
 POWER 電力の……
  DRAW 消費量
  SUPPLY 供給量
  BALANCE 差し引き
 ULTRACAPACITOR 充電量
 REACTOR TEMPERATURE リアクター熱量 (燃料を炊くと冷えます)

⑧システム構成
 右下の図です。
 リアクターやスラスターの状態が表示されています。燃料が減ると戦端から黒くなっていきます。

OMS(Jキー)メニューについて
 声を掛けるのにも使うRing Dive中に見られるJキーのメニューについて

[Mechanic]
 各装置の電源をオンオフしたり、傷ついた装備の調整ができます。
 基本的には精錬倉庫がいっぱいになったけどまだ鉱石を持って帰りたいときにMPUの電源を切ったりとかするのに使うだけかなと思います。

[Astrogator]
 いわゆるファストトラベルメニューです。
 誰かから教えて貰った地点や、クルーが発見したポイントに移動することができます。

 エンケラドゥスステーションからDiveするとき、標準では到着地点は正確ではありません。
 近くにターゲットが見当たらない場合はこのメニューからもう一度飛ぶ必要があるかも知れません。
 あんまり近いとファストトラベルは無効なので、そうしたときには対象を選ぶと目標の方位と距離が出てくるのでそっちへ延々と飛んでいったらいいです。

[Geologist]
 対象の装備をどの鉱石や価格帯に反応させるかを指定できます。
 序盤は単価の低いFeのチェックを外したり、やがては1,000とか2,000より低い物はレーダーに出ないようにしたり、単一鉱石だけ保管できる貨物庫になにを入れるのか選んだりできます。
 貨物庫やMPUの保管状況を表示したりもできますが、こちらは基本的にはHUDでみられる物と同じです。

[Pilot]
 周辺のNPCと対話する非常に重要なメニューです。
 クルーのバックグラウンドによっては特別な会話が始まり、シナリオの開始や進行に繋がる場合があります。

 基本的にはできるだけ友好的に挨拶(Hail)するのがよいです。相手のトランスポンダーが消えていてIDがわからなくても何か事情があるのかも知れません。
 もちろん理由がどうあれIDを隠す相手は信用できないと考えるのもあなた次第です。
 Hail Errorになる相手は通信ができない状況にあります。anomalyかもしれません。

なにを使えばいいの……?
 装備がいっぱいあってなにを選んだいいのかわからない。
 そんなときは参考にしてみて下さい。

 基本的には採掘装備を決めてMPUを搭載し、これらを不自由なく扱えるようにReactor CoreやPowerplantを搭載していくことになります。

 不自由なく使えるかどうかのガイドとして、カートのアイコンの隣にアイコンが出ます。🌡️が出てたら熱量が足りない、⚡が出てたら電力が足りない可能性があります。

 Reactor CoreやPowerplantを入れたら重くなって動きが悪い。そうなったらエンジンやRCSの変更を検討してみて下さい。

[採掘装備]
 ベーシックなマスドライバーからこれ兵器でしょ、という威力の量子加速器までいろいろあって迷うかも知れません。
 強い衝撃を与えると鉱石は飛散するので、採掘用には熱を与えて氷を溶かしたりするもの、護衛用には発射体を高速で射出するようなものが有用です。


・mass driver/railgun
 発射体を加速して高速で射出して叩き付ける運動エネルギー兵器です。
 運動エネルギーは衝突すると熱と衝撃になってringroidを分解します。
 場合によっては貫通したりもします。

 採掘に使うと質量の小さいBeなんかは凄い勢いでスッ飛んでいくのでこの目的ではあんまりオススメしません。
 レールガンはそのとんでもない射出速度でたいていの物に容易く穴を空けられますので武器として使い勝手が良いです。身を守るために最小限の弾体と共に搭載してみても良いでしょう。

・microwave emitter
 遠隔電子レンジです。電波を照射して氷を溶かします。
 照射範囲は見た目よりずっと広く遠いので誤射には注意しましょう。
 照射するとコンピュータが停止するので護身用にも使えます。自分がやられるとHUDが消えて再起動するまでカンで操縦するハメになります。

 鉱石の飛散が少なく採掘向けですが、大きめの氷を溶かすのには時間がかかります。
 派生形で自動ターゲット機能を備えたpoint defenseバージョンがあります。周りのringroidを手当たり次第に鉱石に変えてくれるので便利です。

・mining laser
 射程8,000mを誇る強力な採掘レーザーです。
 これも熱エネルギーを与えるので飛散が抑えられ、高級なものは大型のringroidもあっさり壊せる能力があります。
 レーザー光は目に見えないのでどこを狙っているのかわかりにくい欠点がありますが、AutopilotのNDCIに照準を表示してくれる機能がありますので装備してみてもいいかも知れません。
 採掘に使うならCL-200APが自動照準付きで便利

 宇宙船やドローンを撃ってもこれで止まってくれることは稀ですが、小さい範囲に熱を与える特性からリアクターに集中して照射し続けることで過加熱を起こして破壊することもできます。

番外: スラスター(RCS)/エンジン(MP)
 いわゆる素手ですが、これも熱を与えるので馬鹿にしたものではありません。
 出てきた鉱石はどうせ近づいて回収するんだから、と割りきるならゆっくり近づいてそっと炙る方法だってアリです。
 Hardpointがひとつ空くのも利点。

[Cargo Bay]
 鉱石を精錬できるMPUを選びましょう。
 持って帰れる金属の量が増えるので稼ぎに直結するため優先度高いです。

・Cargo bay baffles
 制動をかけたときに口から逆流するのを防ぐ弁です。
 あれば便利ですが鉱石の搭載量が減るし、MPU入れたらつけられないので序盤慣れるまでの補助輪というところ。

・Rusatom-Antonoff MPU
 まずはこれから。
 同時処理量は少ないし生成効率も鉱石/燃料が40%/40%と低いですが、ポケットは広くて使いやすいし何より比較的安価に手に入るので誰もが一度はお世話になるはず。

・Nakamura MPU
 バランスがよく安定して使える優等生です。
 燃料の変換効率が30%と低めですが必要十分で、鉱石は70%と高水準。
 ポケットの入り口がくびれているので鉱石が一度に入ろうとすると引っ掛かったりする場合があります。
 RA MPUから乗り換えるのにもよく、たいていはこれを装備しておけば問題ないはず。

・Mitsudaya-Starbus MSU
 MPUでなくMSU。鉱石の製錬に特化していて、すごい電力と引き換えに90%の効率を誇る装置です。
 便利だしつよいんですが、後続距離に不安があるのであまり使いたくない気持ちにも。。

・Voyager RSLS Fabrication plant
 傑作Nakamura MPUを産んだNakamuraとObonto MicroEngineeringによる精製装置。
 変換効率は鉱石50%/燃料60%と高めでなんとマスドライバーの弾体や小型ドローンの製造もできます。ポケットの構造がユニーク。
 戦略的に運用すれば大量の弾やNanodrone Componentを持ち歩かなくて良くなりますので船体重量を軽減させることで取り回しがよくなり、エンジンも効率のよいものに換装できるかも知れません。

 ただし、弾薬系の製造には精錬済のFeとPtを消費します。このふたつが採掘できないと有用性は生かせません。使用量はFe10:Pt1くらい。



 ガイドはここまでです。それでは船長、良い旅を!