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Upplagd: 9 dec, 2023 @ 17:47
Uppdaterad: 10 dec, 2023 @ 0:44

プレイ状況:27時間ほどでクリア。クリア時点での実績は27/35。

モンスターと亡霊がはびこるアメリカ西部、一度死んでよみがえった男が、正体不明な魂のトーテムに言われるがままモンスターを倒しつつ、呪いを解く方法を探す。

FPSとしては全体的にスローペースでステルス重視、資源管理がとても重要である。プレイ感としてはSTALKERがとても近いだろう。
マップを探索して敵を倒し、アイテムを集めて売って資金を稼ぎ、クエストを達成してボスを倒すのが基本の流れ。
チャプターごとに巨大な1つのマップが用意されている。どのマップも広く(地図は店で買える)、一般的なテレポート手段は鴉の頭蓋骨(どこからでも安全地帯へワープ)か鶏頭(ベッドから別のベッドへワープ)ぐらいか。
本作品の特殊な仕様としては、死亡時にSoul Flawと言う軽度のペナルティかCurseと言う重度のペナルティを受ける場合がある。これらは特定のアイテムで回避または解除することができる。

プレイヤーが使う武器は西部開拓時代と言うだけあってオートマチック武器は無く(残念ながらガトリングガンは出てこない)、連射が効く武器でもリボルバーのファニング(スキルで解禁)や2連ショットガンに留まる。
近接武器は後半になるまではステルスよりの性能が多く、スキル構成や他のアイテム(砥石、酒、薬など)と組み合わせればかなり戦えるらしい。
弓とクロスボウは矢/ボルトを確率で再回収(スキルで確率アップ)できる上ステルス性能が高いので、状況によっては銃以上にお世話になるだろう。
特殊な効果の付いた武器が非常に多く、「取引が有利になるが呪われているショットガン」、「衝撃波を放つハンマー」、「ヘッドショットでHPが回復するソードオフショットガン」、「装備中は特定の敵に先制攻撃されなくなるライフル」などがある。
武器とは別に、消耗品(投げ物、薬、酒)を3種類、特殊な効果を持つアーティファクト(壁越しに敵が見える、最大HPが減るがHPが再生する、前述のデスペナルティを回避する 等)を3種類、追加で装備できる。

EXPを稼いでレベルを上げるとスキルポイントがもらえ、Perkを獲得できる。
この振り分けようでキャラビルドを構築する形だが、レベル40(とある選択肢でのみ、現実的なプレイ時間内で達成可能?)で全Perkを最大まで習得可能。

モンスターの個性は比較的豊かで、チャプターが進めば一部の敵は上位タイプが出現するようになる。
ボスはチャプター1は強敵だったが、チャプター2と3は物資がそろってくる都合もあって簡単な印象だった。
総じて敵の攻撃力が高く(またはプレイヤーが極端に脆く)、気を抜くと一瞬で倒されることが多い。
ステルスにおいては聴覚か視力のどちらかでプレイヤーを検知、検知ゲージが満タンになるか攻撃する(またはニアミスする)と発覚される。見つかっても、広大なマップを利用して逃げてもいい。
ベッドを使用するか死亡すると、敵は一部復活/再配置される仕様となっている(敵の復活を回避する手段はある)。

グラフィック周りはオブジェクトやキャラモデルがややローポリ調だが、PS1級と言うわけでもない。
絵面というか雰囲気は非常に良いものの、3チャプターとも夜間のため非常に暗く、携帯/使用できる光源も存在しない。

BGMはステルス重視と言うだけあって環境音以上のものはあまりない。エンディングの曲は好き。
キャラクターボイスはなかなか合っていると思う。

現時点で日本語は未実装(実装予定も不明だが、ある伝手によりやることが決まれば私が担当する可能性はありそう)。

良い点
・雰囲気が良い、終末的な西部
・命中精度はともかく、使用感がしっかりした銃器
・ローポリながらも味のあるグラフィック
・STALKERのような淡々としたゲームプレイ
・戦闘が単調にならないよう、個性的な特徴を持つ敵
・敵はプレイヤーの意思で復活/再配置させられる

問題点
・とにかく暗すぎる
・難易度は高め(序盤は物資不足、後半は強敵の存在)
・セーブが終了時とオートセーブのみ
・面倒なデスペナルティ
・配信に向くような、見栄えのいいプレイシーンやハイライトが無い (全編通して地味)
・現時点では日本語無し

何度か触れているがSTALKERのように「淡々とマップを調べまわって物資を漁る」タイプの湿っぽいシングルプレイFPSが好きなら遊ぶべき。
マルチプレイ、スポーツ系や配信映え系といった要素は一切無いと言えるので万人に勧めにくいが、刺さる人にはとにかく刺さる(私は好き)。
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