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86.0 Std. insgesamt (5.1 Std. zum Zeitpunkt der Rezension)
Early-Access-Rezension
「Vampire Survivorsって1プレイ30/15分のハクスラだよね」って思ってるそこのお前!

このゲームに含まれるハクスラはヴァンサバ30個分だぜ!
Verfasst am 8. November 2022.
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5.3 Std. insgesamt (0.8 Std. zum Zeitpunkt der Rezension)
キュレーターでも書いたんですけどこの作品マジで良いのでレビューにも……。普通に買いました。


見た目からは想像もつかないハードなアクションがあなたを襲います。

世の中のゲームは良い意味で難しいものと悪い意味で難しいものがありますが、これは間違いなく良い意味で難しいゲームです。
私はCupheadが好きで2面まで全てと女王蜂をA+クリアしています(そこで謎に積んでいます)。そういう人間がマジで良いゲームだと思っています。
このゲームのハードモードはCupheadの簡単目な面より難しい可能性があるので注意が必要です。クリアするだけならCupheadでA+取るのより楽ですが、もしノーダメでやれと言われたら本気で頭抱えるくらいの難易度があります。

今日は時間が無くてめだまんハードクリアまでしかまだやっていないのですが、アビスくんでもクリアしたいです……。4個目のモードも未開放なので開放したいです。


03/14
めだまんで4モード目クリアしました。クリアした時泣くかと思った。
いやマジで良いゲームですこれ……。

03/24
アビスで4モード目クリア。
え、えげつなすぎる……。
めだまんより全体的に難しいので初めてプレイする人はめだまん推奨です。

本当に良いゲームでした。
Verfasst am 13. März 2022. Zuletzt bearbeitet am 24. März 2022.
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0.4 Std. insgesamt (0.1 Std. zum Zeitpunkt der Rezension)
謎の象形文字が彫られたダイスと、異文化融合と、人類の普遍性
どこかのよく分からない外人が多くの異文化を一つの有機的なまとまりとして調和させる事を試みた意欲的実験作、それが "NKO DICE" だ。これを作ったのは外人だ。そうに違いない。間違いない。もう絶対そうだ。
実際、このゲームはチンチロリンを題材にしているのに日本語対応をしていないし、ストアページも全部英語で書いてあるし、何よりの問題としてダイスに何が書かれているのか私達日本人には全く読むことが出来ない。
そこにあるのは謎の象形文字であり、「」を縦向きにした感じの文字とか、 こんな感じの文字とか、 みたいに見える文字とか、三。みたいな文字とかあるのだが、どのように発音すればよいのか、何が書かれているのかは我々には全くの謎である。そもそも文字なのか絵なのかすらも不明である。便宜上、文字ということにしておくが、まぁ多分これは文字だろう。個人的に文字だと思う。なんとなく猛烈にそんな予感がするんだ。
ルールは本物のチンチロリンとはかけ離れており、「役」が成立する条件は上に書いた謎の文字が特定の組み合わせで揃うことである。プレイヤーである我々には何故それが役として成立するのか全く理解が出来ない。だが、とりあえず揃うと点が入る。
これはまるで異文化に突然放り込まれたようなものだ。たとえば、日本人は「オジギ」をする。ご飯を食べるときには「イタダキマス」とか言う。これは、日本以外の文化圏に住んでいる人達からすれば、さぞ不思議なことに見えるであろう━━さながらこのゲームをやっていて「何故それが役として成立しているのか分からない」ような不思議さだ。(一応、フランスでも「イタダキマス」と同じように "Bon appetit!" と食事前に言うのだが、世界的には全くマイナーな作法である事は強調しておきたい。)
私達が突然キリスト教文化圏に放り込まれれば、どうして原罪なんぞを償ってGodとかいうのに許されるために生きる必要があるのか全然分からないし、あるいはイスラム教文化圏であれば人々がメッカに向かって礼拝する姿は大変奇異に映るだろう。しかしどれもがそれぞれの文化の中ではきちんと「役として成立している」のだ。
そして、このような現実の諸問題を異文化断絶とか異文化鑑賞のようなありふれた題材のゲームにしたのではなく、人類の普遍性という新たな可能性を拓いたところにこの作者の妙がある。
ゲームの雛形に選ばれたのは日本のチンチロリンであるが、ダイスに彫られた文字は日本語ではない。絶対違う。違うにきまってる。間違ってもひらがなとかじゃない。どこからどう見ても作者の謎のオリジナル文字だ。さておき、これは言い換えれば、「地上の誰が見ても判読不能な文字」だ。
それが一定の「役」を作ると、日本の伝統的な掛け声である「イヨォーーーーッ」と共に役名が表示される。これによって、目の前で繰り広げられているのは全く異文化の出来事であるのに、何かそれがお祭りのようなものであることが、とてもとても大切な儀式であることが、誰にだって分かる。これこそが、文化という枠を超えて、ヒトの本能に訴えかける人類普遍性の可視化だ。
サイコロに何が彫られているのかも、そもそもこのゲームが何なのかも全く分からないのに、モニターの前のプレイヤーである私達は役が揃うことを願う。願ってしまう。全力で願ってしまう。頼むからアレが成立してくれと、ルールの中に、異文化の重大な儀式の中に、気がつけば心を取り込まれている。この体験こそが真の異文化交流であり、人類の普遍性に訴えかけ世界平和を目指す真の方法の一つなのである。
私はこのあまりにも華麗な異文化の調和と普遍性の結実に極めて感銘を受けた。ひとつ、ゲーム中の好きなシーンを抜粋して文章を閉じたい。
 
 

  
━━サイコロを振る
 
 
コロコロコロ……
 
 
━━サイコロが転がり、役が確定していく。私達は固唾を呑んで見守る
 
 
コロ……コロ……ピタ
 
 
━━掛け声と共に、役名が表示される
 
 
イヨォォォォオオオオオオオオーーーーーーーーーッッッ!!!
 
 
 
 
OCHINCHIN
 
 
 
 
君が今感じたそれが、人類の普遍性だ。
Verfasst am 31. Mai 2021. Zuletzt bearbeitet am 1. Juni 2021.
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11 Personen fanden diese Rezension hilfreich
5.8 Std. insgesamt
結論だけ書くと面白かったです。

「友達シミュレータ1984」を1982年製のPCで遊ぶという設定のゲーム。
(どうでも良いけど年号は "Nineteen Eighty-Four" からかしら?ゲーム内容には関係がない。)
プレイ開始から少しすると当時を再現したテキストアドベンチャーが始まる。この形式は日本でも当時かなりあったけど、やった事ない人の方が多いだろうなぁ……私も現物を拝んだことはない……。help打てばコマンド出てくるので勝手は分かるとは思うものの……。
このテキストアドベンチャーのパートが結構長い上にそこそこ頭使う。トレイラーにある2Dゲーに辿り着くまでに結構かかる。昔ながらの謎解きホラゲや脱出ゲー系の経験がないと難しいかも。
その後はネタバレになるので特に書かない。

面白いんだけど中盤が……中盤がすごい中だるみをする……。やれば分かる……。序盤と終盤の路線を維持してほしかった……。
純粋なバグ系ホラーゲームとして通しで遊ぼうと思うと少し難しいところがあるかもしれません。個人的には好きなのですが……。「結論だけ書くと面白かった」と最初に言ったのはそういう含みがあります。

さておきゲーム自体は全体の発想が凄くて結構面食らった。そういう意味で好き。
※反転非推奨 多分Evolandという少し昔の、当時は有名だった作品がリスペクトされているのだけど、アレをこういう風にしようと思ったのは普通に凄い。他にもPony IslandThe Stanley ParableICEYDDLCのような作品とは、似ていながら全く違う趣がある。
(恐らく)リスペクトされている作品の数を挙げれば私が分かるだけでもキリが無く、凄く研究されてる感じがある。それでいて独創性があり、本当に良いゲームだと思う。
ただどうしても中盤だけがかなりアレで手放しには人に勧められない。個人的には本当に好き。マジで好み分かれると思う。
序盤の「無邪気なグロさ」というかなんというか、その辺りも凄く好きだった。

一つだけ特記する事として、ゲーム内の英語は簡単だけど読む量がとにかく多いので割と速く読めないとキツいと思います。

どうでもいいけどエンディング後に追加されるやつ、これは流石にモロにDDLCでは……ゲホゲホ
Verfasst am 23. Februar 2021. Zuletzt bearbeitet am 23. Februar 2021.
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0.7 Std. insgesamt (0.4 Std. zum Zeitpunkt der Rezension)
私は本物のうつ病の患者で……それで、今日は風邪を引いてしまったんです。普段外に出ないのでコロナの心配はありません。どうしてでしょうね?英語を読むのはとっても大変なことで、風邪を引いている時にするべきことじゃないのに……。ただなんとなく、ライブラリにあったこのゲームがやりたいって思ったんです。気分が沈んでいるとこういうものに浸りたくなるんです。ただこのゲームは精神病患者の少女を描いたものなのですが、それはとても短くて、少し薬を飲むので待っていてくださいね。とにかく私が伝えたいのは、実際の精神病にこのようなものは存在しないということです……なので、これは世間的な精神病はこういうものだろうという空想におけるフィクションとして楽しむべきです。なぜ実際の精神病にこのようなものは存在しないと言ってしまえるかといえば、私は本物のうつ病の患者で、それで今日は風邪を引いてしまったんです。普段外に出ないのでコロナの心配はありません。なので、二大精神病と呼ばれているうつ病と統合失調症にこのようなものはないので、だから現実の精神病には少し薬を飲んでこのゲームがやりたいって思ったんです。主人公の少女は色んな薬を飲んでいるようなのですが、どれも効果が無いようで、とにかく私が伝えたいのは、実際の精神病にこのようなものは存在しないということです……少し薬を飲むので待っていてくださいね。それはとても短くて、現実の私は色んな薬を飲んでいるようなのですが、どれも効果が無いようで、それで、今日は風邪を引いてしまったんです。私は本物のうつ病の患者で、コロナの心配はありません。なので、私は世間的なうつ病とはこういうものだろうという空想におけるフィクションとして楽しむべきです。そう、ゆめにっきのような。実際にはこんなカラフルでサイケな世界というのはなくて、普段からいっそあんな世界に飛び込んでしまえたらどれほどよいかと思っているのですが、実際の精神病にこのようなものは存在しないということだって思ったんです。ただひたすらに頭が重い日々が続いて、なので、二大精神病と呼ばれているうつ病の薬を飲むので待っていてくださいね。それでちょっと今日はライブラリにあったこのゲームがやりたいって思ったんです。どうしてでしょうね?英語を読むのはとっても大変で、風邪を引いている時にするべきことじゃないのに……とにかく伝えたいのは実際の精神病にはこのようなものは存在しないということです。なので、これは世間的な精神病というのはこういうものだろうという空想におけるフィクションとして楽しむべきです。コロナの心配はありません。主人公の少女は色んな精神病を飲んでいるようですが、気分が沈んでいるとこういうものに浸りたくなるんです。私は本物のうつ病の患者で、普段からいっそあんな世界に飛び込んでしまえたらどれほどよいかと思っているのですが、気分が沈んでいるとこういうものに浸りたくなるんです。それで、どうしてでしょうね?今日はライブラリにあったこのゲームがやりたいって思ったんです。そう、ゆめにっきのような。実際の精神病にはこのようなものは存在しないということです……とっても大変で、ただこのゲームは精神病の少女を描いたものなのですが、今日はライブラリにあったこのゲームの薬を飲んでくるので少し待っていてくださいね。とにかく私が伝えたいのは、英語を読むのはとっても大変で、これは世間的な精神病というのはこういうものだろうという空想におけるフィクションを飲んでくるので少し待っていてくださいね。主人公の少女は色んな薬を飲んでいるのですが、どれも気分が沈んでいるとこういうものに浸りたくなるんです。実際の精神病に二大精神病と呼ばれているうつ病と統合失調症の気分が沈んでいるとこういうゲームがやりたくなるんです。そう、ゆめにっきのような。こんなカラフルなサイケな世界というのはなくて、ただこのゲームは精神病の少女を描いたものなのですが、どうしてでしょうね?ただなんとなく、ライブラリにあったこの精神病がやりたいって思ったんです。とにかく私が伝えたいのは、普段からあんな世界に飛び込んでしまえたらどれほどよいかと思っているのですが、私は本物のうつ病の患者で、今日は風邪を引いてしまったんです。風邪を引いているときにするべきことじゃないのに……。実際の精神病にこのようなものは存在しないということです……なので、これは思ったんです。コロナの心配はありません。気分が沈んでいるとこういうものに浸りたくなるの薬を飲んでくるので少し待っていてくださいね。それはとても短くて、二大精神病と呼ばれているうつ病と統合失調症の症状にこのようなものはないので、ただひたすらに頭の重い日々が続いて、主人公の少女は色んな薬を飲んでいるようなのですが、どれもコロナの心配はありません。なので、これは世間的な精神病はこのようなものだろうという空想におけるフィクションとして楽しむべきです。私は本物のうつ病の患者で……とにかく伝えたいのは、普段あからあんな世界に飛び込んでしまえたらどれほどよいかと思っているのですが、英語を読むのはとっても大変なことで、なぜ実際の精神病にこのようなものは存在しないと言ってしまえるかといえば、今日はライブラリにあったこのゲームの薬を飲んでくるので少し待っていてくださいね。
Verfasst am 27. September 2020.
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1.2 Std. insgesamt (1.1 Std. zum Zeitpunkt der Rezension)
【教育関係者の皆様への重要なお願い】
このゲームは大変面白いですが、科学教育の一環として使用することは決して行わないでください。
クラスの半分程度はメタンを最初に作る段階で泣き出し、2回目に出てくる頃には、有機化学の実験における薬品物の扱いや手続上の誤りではなくこのゲームによってクラスの生徒全員の頭が爆発するでしょうから。
Verfasst am 16. Dezember 2019. Zuletzt bearbeitet am 16. Dezember 2019.
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9.5 Std. insgesamt (2.3 Std. zum Zeitpunkt der Rezension)
嗚呼、神よ、いやこの冒涜的世界に神などいると言うのなら、いずれにしようと、一体なんということか!

このゲームのタイトルを見て、あなたはきっとこう思うだろう──「ニコラ・テスラが科学の力でラヴクラフトの生み出す異形の怪物を倒していくゲームなのだな」と。

否、ところが実際には、違うのだ。このゲームにおいて本当に冒涜的なのはニコラ・テスラその人なのである。

ゲームを起動するとまずオープニングが始まる。ニコラ・テスラはラヴクラフトに因縁をつけられ、家を燃やされ、せいぜい落とし子レベルと思われる細々とした神話生物に研究の機材を全て盗まれてしまう──しかしそれを目撃したテスラは何も動じることが無いのである。これはテスラが既に狂信者であり冒涜的存在との関わりがあったからに他ならない。ラヴクラフト系列の作品であれば、人生で初めて冒涜的存在を見た者は何らかの精神汚染を受けるし、CoCであれば人間の死体でさえSANチェックが入る──それなのにこのテスラと来たらショゴスレベルの異形を目にしても動揺することすらないのである!!!

本作におけるテスラの狂信者ぶりはこれだけに留まらない。
あなたはチュートリアルを受ける。銃の撃ち方を習う。この頃には深きものどもやダゴンを平然と機銃掃射するテスラを見て「ああ、この人間はSAN値ゼロなのだ」と諦めるだろう──しかし更なる衝撃的事実が貴方を襲う!!!

スペースキーで指定方向にテレポート出来ます

ちょっと待ってくれ。

スペースキーで指定方向にテレポート出来ます

目を何度こすってもそのあまりに冒涜的なテスラの能力は画面から消えてくれない。
ニコラ・テスラはテレポートが出来る──何の科学的・理性的産物にも依らず、生身でテレポートが出来る!嗚呼、なんということだろう……。
しかしラヴクラフト系列で最もカジュアルと言って良いCoCにすら、空間移動程度であれば「門」の魔法がある。テスラが最も恐ろしいのは、ステージに落ちているアイテムを拾うと鈍化した時間の中を自分だけが高速で動き回れることだ。
時間操作が空間跳躍などとは比較にならない禁忌であることは、ラヴクラフト系列の作品を少しでもかじったことがある人間なら誰もが知っているだろう──そう、時間を跳躍した者は例外なくティンダロスの猟犬に食い殺されるからである。
ところがテスラはかの忌々しい猟犬にすら襲われることがない!これはテスラが猟犬も恐れて近寄らないレベルの超冒涜的存在であるからに他ならない、そう考える以外にどのような説明がつくというのだろうか?嗚呼、ラヴクラフト世界の存在に「説明」なんて単語が使えるというのならの話だが!

このゲームは史実上のニコラ・テスラが何らかの冒涜的神格/神性レベルの一柱の狂信者であり更に宇宙外の神々を相手にして対等な契約を成立させられる異形である事を描いた作品であり、またゲーム中における下位の神話生物に対する残虐極まりない悪逆非道は留まるところを知らない。「人類の歴史」とされるものの裏には常に神話生物の影がある。冒涜的世界を垣間見たい人間には是非ともオススメしたい一作である。
Verfasst am 11. November 2019.
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14 Personen fanden diese Rezension hilfreich
4.0 Std. insgesamt
Steam版はCG全カット

Steam版は元祖開発チームへのお布施
*コメントにてレビュー内のような事があった理由の詳細を頂いたため、thumb downをthumb upに差し替え、頂いた内容を適宜追記しました。Team GrisGris様には謹んでお詫び申し上げます。

ゲーム自体は素晴らしいのですが、Steam版の購入は絶対にオススメしません。
理由はタイトル通り、CGがほぼ全部カットされているからです。
アーティストが全力を尽くした至れり尽くせりのCGは、言わばグロ系ホラーゲームの華。作品全体の雰囲気作りにも欠かせない要素。インディーズではなくコンシューマでホラーゲームを出すにあたっては、ますます大事な要素。
特にこの作品においては、子供達の幽霊の特徴的な容姿を描いたCGが印象深く残る作品のはず。それがドット絵を除いて全く見えないというのだから本当に酷い。

カットされているのは恐らくSteamの規約上の問題かと思われます。
*CGカットが起こった原因は、実際にはSteamの利用規約にはありませんでした。というかCGはカットされていませんでした。1997年のアスキーソフトウェアコンテストで大賞を受賞した元祖『コープスパーティー』を制作したTeam GrisGrisが同人ゲームとして現在Steamにあるこのバージョンにリメイクし、その後更に5bp.との協力によってリメイクが行われ、PSPで発売されました。その際にあたって豪華CGが追加されたり、プロ声優の起用が行われたりしました。順番が逆だったのです。
そしてSteamにあるこのバージョンはTeam GrisGrisが同人ゲームとしてリメイクした段階のもの、あるいはそれに手を加えたものであるため、5bp.がPSPで発売するにあたって追加したCGやボイスは入っていません。
プレイ自体はどうしても5bp.版を推奨するものの、3DS版は中古でタダ同然で買えてしまうため、あの伝説のゲームを開発した元チームに少しでも資金をと思う方はこちらも購入しましょう。そういう意味では買って全く損のないアイテムだと思います。

そして更に酷いのは、グロCGだけでなく日常的なCGも相当数削られている点です。
いやもう何枚削られたのか数え切れないくらいヤバい。多分全部なんじゃないかというレベル。
今VitaでPSP版をDL購入してプレイしていて、Steam版の進捗に追いつきましたが、2章を終えた時点で「えっ、こんなグロ要素の欠片も無い絵が削除されたの!?何の理由で!?」という思いがヤバいです。

*同上。CGは全て後から追加されたので、どんな日常的なものでも無くて当たり前です。

私は昔、この動画の実況を2章まで見たことがあったので(公式で2章までしかネタバレは許可されていません)、「あれ?このバッドエンドってCGがあったはずじゃ……」と途中で思って違和感に気付き、調べたらCGカットを喰らっているのが分かりましたが、Steam版しか見たこと無い人には分からないです。
*同上。


そして……記憶違いだと良いのですが、セリフまで一部カット/改変されている可能性があります。
序盤に死ぬキャラの話なのでこれは話しても良いと思いますが、とあるキャラは同性愛者です。
その手の描写に聡い人は普通にプレイしてて端々から勘付きそうですが、決定的にそのキャラが同性愛者である事を示すセリフが削除されています。(ただしこのセリフはとある選択肢を選んだ場合しか見れません。)
……いや、本当に、ただの記憶違いなら良いのですが。(記憶違いだったらコメントお願いします。)
同性愛者の出る作品なんてSteamの有名作にもあるんだけどなぁ……。一応伏せておくけど、Life is Strangeとか……。

*仮に記憶が正しければ、5bp.版でセリフが追加されたということになります。

唯一評価できるのは各章でどのWRONG ENDを既に見たかが分かることと、既読スキップがついていることくらいですが、本当にマジでそれくらいです。3DS版にもあるかもしれないけど、まだプレイ中なので心無いネタバレが怖くて調べられてません。
*5bp.のPSP版には無い機能のため、この辺りはもともとのバージョンから手を加えた可能性があります。

Vitaを持っているならオリジナルのPSP版をダウンロード購入するか、amazonで500円+配送料とかで投げ売りされている3DS版をオススメします。3DS版は少々追加要素もあるそうなので、そちらの方がよいかもしれません。ネタバレを食らわないように慎重に調べた範囲ですが、3DS版にはCGカットは恐らく無いようです。
*この部分は今でもそう思うものの、開発元に資金を回したい方はこちらも購入しましょう。私はホラーゲームが好きなのですが、あの時代にあれだけのものを作り、リメイク版でもこれほどのバッドエンドを大量に作り出したTeam GrisGrisから直接購入が出来たという意味で、今では無駄に買ってしまったという気は全く起こっていません。

コメント欄にて情報を提供していただいたKyoriAsh様、誠にありがとうございます。
Verfasst am 3. Oktober 2019. Zuletzt bearbeitet am 15. Oktober 2019.
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0.6 Std. insgesamt
"Dolphin Up"。

ああ、このゲームってそういうタイトルだったんだ。

当時から10年以上経って未だ一目で分かるほど幼い私の記憶に焼き付いたあの画面がSteamに現れたのを見て目を疑い、嘘だろうと叫びながらクリックし、ストアページを確認して疑いようもなく"それ"であることを確かめて、私は何の躊躇いも無く購入ボタンを押した。

起動して、受ける必要もないTutorialを受けながら、そういえば、当時は英語が読めなかったんだ、そんな郷愁ともノスタルジーともつかない奇妙な感情に浸りながら、とりあえず1プレイした。
人間の脳というのは恐ろしいもので、あれからもう10年は経っているというのに、初手Nice Entryで加速し二手目以降TailSlide+即ぶっぱ+Nice Entryで更に加速し、更にその間空中で回転して点を稼ぎ、点数とは別計算の速度上昇とそれに伴う最大高度であっという間に月まで届き、その一連の操作を僅か数分で私の指は思い出した、いや10年経っても容易に思い出せるくらいに小学生の私はこのゲームをやっていたのだった。
で、やっぱり着水に失敗してはいクソゲーとぶん投げる。Restart。35分くらいプレイして完璧なプレイを1回成功させたので満足して、多分、もうこのゲームを起動することは無いんだろう。例え得点が想定された100 millionに届かないとしても、そんなことのために私はこのゲームを買ったわけじゃあないんだ。

私は心はあの頃のままだけど、歳は食うだけ食ってしまった。"Dolphin Up"というタイトルすら覚えられないくらい英語の読めなかった子供が今や息をするように英語で読み書きを行っているし、あの頃と違って、人生はもう散々だ。ゲームに対する価値観も随分と変わってしまった。

周りは誰もが心まで大人になっていって、社会に適合していって、だけどあんな風になるくらいなら死んだ方がマシだと思いながら私は子供の心を抱えたまま生きて、それでも自分の心の根幹に変わってしまったところは無いかと不安だった。
人間には捨ててはいけないものがある。その人がその人であるために失くしてはいけないものがある。普通の人はそれを失くさずに大人になれて、だけど私は大人になるには自分を失くさなければならなくて、だから私は社会に適合するのをやめた。

そこまでして尚人生は凄惨で、私はとてもたくさんのものを捨てなければならなかった。

こんな私に一欠片でもまだ私が残っているだろうか。

捨てたらいけない矜持を一つでも魂に残せていたのだろうか。

私には分からなかった。

だけど、たったこの35分の間でも、私はきっとあの頃に戻れたのだから、これまで失くしたものもいっぱいあったけれど、結局私は私のままでいられたのだと思う。そしてそれを思いがけない形で確かめさせてくれたこのゲームに、私は何個のthumbs upをつけても足りないんだ。

ありがとう。



このゲーム自体はまぁ、製作者には申し訳ないが、あまり300円出して買うようなゲームではないよ。もし貴方がインターネットにとても昔からいて、世の中にUnityが存在しないどころかRPGツクール2000しか無くて、後は完全個人制作のゲームか、FlashやShockwaveやJavaで作成されたゲームしか無くって、子供だからInternet Explorerで遊んでいたりしていて、そんな経験がもしもあるのなら、話はその時だけ違うだろうけど。
(私は流石にPC98世代の人間じゃあないけど、その世代の人達もプレイしたことはあるのかもしれない。)

全部当時のフラッシュゲームのままだった。嗚呼、死ぬほど懐かしい気分だよ。
繰り返し、プレイした事のない人間が買うのはあまりオススメ出来ないけれど、2000年代にインターネットで作られていたゲームの雰囲気が知りたいのなら、少し遊んでみるのは良いかも知れないね。どの道、高い値段ではないのだし。

良い気分だ。
Verfasst am 4. August 2019. Zuletzt bearbeitet am 4. August 2019.
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5.8 Std. insgesamt (1.3 Std. zum Zeitpunkt der Rezension)
Baba is You IS FUN AND INTERESTING AND CHALLENGING AND WORTH AND YOU
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Me: FUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUU
Verfasst am 10. Mai 2019. Zuletzt bearbeitet am 10. Mai 2019.
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