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Julkaistu: 28.10.2017 klo 21.26
Muutettu 2.11.2017 klo 5.34.

(For the developer: I don't know if you read reviews, but if so, I would like to say fans would just wait for updates and indeed I'm just looking forward to them, whenever they will come. You have already given me the best 20 hours ever. I really love and enjoyed it (and I am getting scared/feared from everything in my real life again). In addition, the works you're on take you long time. You don't need to hurry. Fans would be just waiting and looking forward to them, and no fan would blame you for updates/releases being late.)

上に書いてあるのはもし製作者がレビューを全部見ていた場合の応援の言葉なので気にしないで欲しい。

どうあれ、私はこのゲームを1週間かけて約20時間プレイした。
端的に言って17時間の地点までずっと気が狂いそうだった。怯えていない時間など1秒も存在しなかった。
キャラクターを1歩動かすたびに何が起こるのか分からなかったし動かさなければまた何が起こるかも分からずただただ腕が震えていた。途中から左腕は使い物にならなくなった。動悸は止まらず頭の中で恐怖に抵抗する物質が限界まで分泌されているのが分かるくらいに気が狂いそうで、それが17時間も続いた。

そんなホラーゲーム、有り得ない。

誰だって、どんなホラーゲームだって、ぶっちゃけ数時間もあれば慣れる。ビックリさせられることはあるかもしれないにしても、どんな化物が出てくるかは分かってしまうし、"筋"のようなものだって見えてしまう。それはもう「恐怖」ではなく「ドッキリ」でしかない。

このゲームはそんなんじゃない。

樹海や廃病院を次から次へ1人で渡り続けているような感覚を、一体何に襲われるのか分からないという恐怖を、次に視界に映る光景を想像しただけで総毛立つ状態を、あるいはそれが想像もつかないこと自体による恐怖を、もはや発狂にも近いほどの恐怖を、"未知"による恐怖に囚われた状態を17時間も持続させられるゲームなんて、現実的に有り得ない。

だけど事実としてそれは起こっている。少なくとも私の身には。

内容について何か具体的に書くよりも、プレイしていた間の日記にある私の精神状態の記録をまとめ直した方がこのゲームがどのようなものであるのかについてずっと伝わりやすいと思うので、そうしようと思う。



2017年10月23日
ゲームがあまり進んでないので、そこまでまだ怖い要素はそこまで無いです。でもこれでも十分怖い。
だけどそれ以前の問題として、ゲームとしてむっちゃ面白いですねこれ。ホラーとか抜きにして普通に面白い。
頭使うし謎解きやマップもかなり作りこまれてる。



2017年10月24日
このゲーム凄いなぁ……内容についてはマジでなんも書けないですね……
何をどうやってもspoiler(ネタバレ)になる……
今日は特に進行自体は無かったのですが、しっかしこれはもうほんと凄い……
よく出来てるしマジで面白いです。オススメ。



2017年10月25日 プレイ時間: 12h
嗚呼、畜生、畜生、分かりきっていたことじゃないか、分かりきっていたことじゃないか、畜生、何が良く出来たゲームで普通に面白いだ、嗚呼、嗚呼、畜生、馬鹿野郎、分かりきっていたことじゃないか、そんなの分かりきっていたことじゃないか、ああ、ああ、ああ、ああ、ああ、ああ、なあ、分かりきっていたことじゃないか、このゲームを作ったのは誰だ?あの作者だ。なあ、分かるだろう、そんなの分かりきっていたことじゃないか、分かりきっていたことじゃないか、お前は愚かなのか?そんなことがあるわけないじゃないか、これがただの"ゲーム"だなんて、そんな馬鹿なことが……

畜生……何もかもがspoilerだ、だから、ああ、ええと、
嗚呼、畜生、なんて単語を使えばいい?脳がおかしくなっててもうそれすら分からない……

嗚呼、畜生、なんだこれは、製作者は本当にヒトなのか?なあ、教えてくれよ、一体このゲームを作ったやつは何なんだ?化物か何かか?ああ……

なあ、コレは一体何だ?嗚呼、分からねえよ、なんだよ、なんだよ、なんなんだよ、なあ、教えてくれよ、誰か教えてくれよ、アイツは一体なんだっていうんだよ、なあ、RPG Maker MVの起動時間が4000時間を越えている事がその条件か?それを成せるだけの生まれつき気が触れていることが条件か?本当にそう思うか?なあ、なあ、なあ、なんだよ、あいつは人間の恐怖について何を知ってる……


分からない、、、



分からない、、、



分からない、、、



分からない、、、



分からない、、、



分からない、、、



分からない、、、


、、、


なんで私は同じ絵を──恐らくは50回以上、ゲームを進めるために──見ているのに、
全く同じ事が起こるのに、どうして同じ事が起こる度に怖くなるんだ?
どうして同じものを同じ場所で見るたびにそれに対する恐怖が増すんだ?
こんな馬鹿な話が有り得るのか?

そしてこのゲームに出てくる絵は、「グロデスク」ですらない、、、強いて言うなら、ただの、ただの、、、「不気味」程度の絵だ。

ああ、確かに不気味ではあるかもしれない、それはそうだ、だけどそれが、、、他のホラーゲームに出てくる絵に比べてどれだけチンケな怖さしか持たないっていうんだ?そしてどうしてそれを見る度に私は更なる恐怖をそれから得るんだ?

、、、なあ、、、

誰か教えてくれよ、、、

アレは一体何を見てるんだよ、、、

アレがヒトなのかどうかすら、もう私には分からない、、、






2017年10月26日 プレイ時間: 15.7h
助けてくれ






2017年10月27日
リアル都合でゲームをプレイ出来なかったから、その分明日感じる恐怖は減ると思う。





2017年10月28日 プレイ時間: 15.7h
もうだめだ。結局ゲームを進行させる事は叶わなかった。
それはたった2分にも満たないことだった。
ゲームを起動する瞬間に既に手が震えていた。スタートボタンを押す瞬間に怯えた。キャラクターを一歩動かす度に怯えた。あるいは止まる度に怯えた。ゲームが少しラグるだけで叫び声を上げそうになった。
完全に駄目だった。
1日空けたのにたった2分で精神が完全に限界に達していた。

ああ。

ああ。

ああ。

ああ。

ダメだ。

あの空間に数分立っているだけで。

だめだ、、、、、、、、、、、、、、




2017年10月29日(今日)
恐怖が酷すぎて頭がラリったような状態になり恐怖が減じられ、そのままの勢いでぶっ通しでプレイしようやく全て終わらせることが出来た。
ここからゲームについて注意事項を書こうと思う。

まずこのゲームを十分に楽しむには英語を結構読める必要がある。
また、英語を読めても知らないと分からない知識があるので添付しておく。
ストアページにある通り、主人公はヤク中である。オープニングに出て来る"rock"や"pebbles"は、岩や小石でなく、ヤクの塊の隠語である。ガンコロという単語でググればどういうものかわかると思う。

次に、このゲームは基本的に、完璧に詰まるまで自分で考え得る事を全て試行錯誤し終えてからガイドを最低限だけ読むような人に向いていると思う。詰まる前にガイドだけ読んでサクサク終わらせようというプレイスタイルの方には絶対にオススメしない。

詰まったときに恐らく最初に試すべきなのはこのガイドで、最も実績解除率が高い方から最初の13個について載っている。しかし最初の5個の実績は自力で解除して、もう1度試してみて、それでも尚何も分からないというときに開いた方が良いだろう。
ttps:/gtm.you1.cn/sharedfiles/filedetails/?id=870558497

あるボタンを押せたのであれば、指示に従い、このガイドが役に立つだろう。でも詰まるまでは見ない方が絶対に良いだろう。
ttps:/gtm.you1.cn/sharedfiles/filedetails/?id=872964703

他のものについてはガイドページから適当に探せば良いだろう。

ただ、一つ注意しておかなければならないこととして、実はこのゲームの最後半については公開されていない。実績解除率0.2%になっている部分がそれにあたる。完成予定アップデートがハロウィンに告知されているものの、この製作者は他にも色々なプロジェクトを同時進行しており、遅れることがままあるので期待しない方がよい。

しかし現在公開されている範囲でも20時間程度は(私ほど神経質でないなら恐らく15時間程度)遊ぶことが可能であり、一秒たりとも油断を許さない恐怖と二度と起動したくないという感情が貴方を支配するだろう。貴方は途中でプレイをやめなければならないかもしれない。そして私は十分満足した。
そして、上のガイド群は断じて、本当に詰んだ、あるいはこれ以上は自力で解くのは困難だと感じるまで決して見るべきではない。
このゲームは自分でグルグル回りながら試行錯誤しないと貴方に何の恐怖ももたらさない。
貴方が適切に精神的対価を払った分だけこのゲームは貴方が望む全てを提供してくれる。これはそういうゲームだ。
そしてそれが成されたとき、貴方は人生で最悪の恐怖を得ることになるだろう。
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