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27.6 hrs on record (27.5 hrs at review time)
超おバカGTAとして有名だったSaint Rowシリーズの4作目。
本作では超人系オープンワールドとして蘇り、有名な楽曲やテレビ番組のミームを用いたジョークや盛り上げ方があり、個人的にはお気に入りのタイトルだったのだが、12月9日のリマスター版アップデートにより完全に破壊されてしまった。

まず、プレイに際して強制的にEpic Games launcherがインストールされ、これが必要となる。
クロスプラットフォームへの対応のためと思われるがこれではSteamからEpicのサービスに飛ばされているだけだ。
Epic Games launcherも不具合や負荷などの問題で嫌っているプレイヤーが一定層いる現状で、確認も無しに気がつけばインストーラーが起動している。

極めつけはその後だ。
アップデート前のセーブデータ、つまりオリジナルのセーブデータをロードするとダウンロードコンテンツが破損していると警告が表示されて正常に動作しない。

今回のリマスターアップデートは無料のアップデートのため、本作を所持しているユーザーには自動的に適用される。
この対応のために、気づかないうちに互換性のないゲームへと差し替えられた挙げ句これまでのプレイデータは失われてしまう。
最悪だ。
ここまで劣悪なアップデート対応は見たことがない。
私は運悪くもこのアップデート前後のタイミングでプレイを進めていたためにここまでのプレイ進捗とゲーム体験が完全に失われてしまった。

この最低最悪の対応が改善されない限りこのレビューは絶対に撤回しない、というよりこの悪質な現状を少しでもなんとかしたいと思ってレビューを投稿している。

Volitionはかつては素晴らしい開発だったが、販売元Deep Silverの拝金主義とEpicの販売プラットフォームが組み合わさり本当にひどい状態になってしまった。
Deep Silver Volitionと改められた開発は、Saints Row the third remasteredでもひどいローカライズや不具合などで低評価が絶えなかった。
その時はまだ別タイトルとして回避できたが、本作はアップデートのため完全に有害な事故となってしまった。

多少なり思い入れのあるユーザー、少なくとも私にはもはや悪夢としか思えない、そんなありえない現状が今ここにある。
Posted 9 December, 2022.
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0.0 hrs on record
陰鬱な本編の雰囲気までもを拳で粉砕するバイオ7完結エピソード
あまりにも痛快な内容にとにかく満足したのでレビュー

無料DLC「NOT A HERO」の数週間後を舞台にしたバイオ7最後のDLCです。
本編軸としてはミアEND後となりますので一応そのルートをプレイしておくといいかもしれません。
(プロローグに該当ルートである説明となる回想シーンはあります)

主人公はあの"ファミパンおじさん"ジャックの兄ジョーで、彼が旅からベイカー家に帰還したところ、変異が進んだ姪のゾイと遭遇するところからストーリーは始まります。
変異が致命的な段階まで進行してしまったゾイを助けるため、ジョーはあの狂気の領域に単身乗り込むことになります。

やることはシンプル ひたすら殴って道を切り開くのみ
ジョーは屈強なサバイバーで基本的に武器は持ちません。
ひたすら己の拳で不気味なクリーチャー共を粉砕していきます。
一応投げ槍や設置トラップなどの武器もありますが、一部の敵に対処するためのサブウエポンです。

専用のパンチアクションでモールデッドを軽々と殴り飛ばします。
バイオシリーズの登場人物は大概化け物じみた奴らが出てきましたが、 ジョーはその中でもフィジカル最強格です。
敵は殴り殺す、壁は殴り壊す、 ダメージは虫を喰えば回復する。
一般会社員のイーサンと比べるとあまりにも痛快なプレイ内容に多分やってて笑いがこみ上げてくると思います。

新エネミーとしてこれまた強力なスワンプマンが登場しますが、ヤツとの凄まじい肉弾戦は「これどっちが化け物かわかんねぇな」「ゲーム変わりすぎじゃね」と思うこと必至です。

ここまでくると完全にネタDLCかと思われますが、家族の絆やゾイが迎える結末など物語の収束点としての側面も重要であり、個人的にはほど良い〆方をしてくれたなと評価できます。

一時間ちょっとで終盤ニヤニヤできる内容とか、なんか暗い雰囲気のまま作品が終わるのいやだ~って人に特にオススメです。
値段とプレイバリューがどうしてもネックになりますが、セールなどでお財布具合と相談しながら購入を検討してみてください。

私としては重苦しいバイオ7をこういう痛快な形で完結させてくれた開発の方々にとにかく感謝です。
Posted 30 January, 2021. Last edited 30 January, 2021.
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27.8 hrs on record (18.4 hrs at review time)
ソウルライク+メトロイドヴァニアそしてプラットフォームアクションで構築された非常に良質なゲーム
約15時間でクリア マップ達成率は90%程度
トレイラーを見て気になった人は購入しても後悔させない出来栄え
https://www.youtube.com/watch?v=Ctm-GClM6wo

ソウルライクではあるが高難易度カテゴリの難易度ほどまではいかない点は良くも悪くも注意しておくべき
不条理な初見殺しはほぼ無し、ゲームを盛り上げるボス戦も極めて厳しいものでもなく撃破の達成感はしっかり与えてくれる
どっぷりとまではいかないが適度にまとめられているので意外に気軽にプレイできるのでオススメ

このゲームの良い点はほぼすべてストアのトレイラーにまとめられている
良質なドット絵で描かれるダークな世界とクリーチャー達、プレイヤーを圧倒する独特なデザインのボス達、ハックアンドスラッシュの爽快感あるプレイヤーアクションとこだわりのあるゴア表現
それらを余すことなく紹介してくれるので実際のところトレイラーも非常に良く出来ている

以下は賛否分かれる点と問題点

◆賛否分かれる点
⦿良く練られているマップ構成だがワープポイントが少ない
ダークソウルでいう篝火のようなチェックポイントはあるがそれにはワープ機能はない
中盤に差し掛かってようやくワープ可能な部屋に到達する、ワープ部屋間を選んで選択できるものの数は多くない
ショートカット開通も踏まえて要所に設置してはあるがさっさと移動したい人にはストレスになりうる

⦿回復アイテムに関するバランス
回復アイテムはダークソウルと同じシステム、所持数のフラスコをチェックポイントで補充
空のフラスコを入手すると特定の場所で所持数アップ(チェックポイントとは別の場所で増加させるので注意)
ただし回復するライフ量は強化できない点が難点、ライフ上限の高まった後半では隙だらけの回復モーションを乱用することになる
道中は問題ないが絶え間ない攻撃を繰り出す一部ボス戦では安定した回復が許されず、回復できるパターンがわかる頃にはそのまま倒したほうが楽ということになることがある
ボスの難易度格差が広がる要因のためここはもう一声調整を煮詰めてほしかった

⦿取りこぼしやすいフィニッシュムーブ
敵撃破時に一定の確率で敵が無力化し、過激なアクションで敵に止めをさすことができる本作の見せ所
確殺に無敵時間、青ゲージと獲得金アップと非常に有用なのだがハックアンドスラッシュの性質上、コンボをブンブン振っているとどうしても発動させずに殺しきってしまう
ランダム発生・無力化エフェクトが一瞬・発動は別ボタンなどの要素の噛み合わせで本作の気持ちいいところを体感できないのは少し悲しいものがある

⦿癖のあるビジュアルデモとゴア表現
特定の箇所でデモシーンが発生、ストアページにある血塗れとんがり兜スクショのようなビジュアルでアニメーションする
世界観重視の特段カッコいい演出でもないので好みが合わないとシュールさすら出る
あと血がブシャブシャ出るのでキモ怖いボスデザインと合わさって苦手な人にはつらいかもしれない

◆問題点
⦿死ぬたびに毎回見せられるボス演出
ボス演出は会話イベントも含めて到達時に必ず発生する
強力なボスほどイベント演出が多いため死に戻り制としては非常にストレスがたまる
このゲームで正直一番辛かったところ

⦿詳細情報が不足しがちなマップ
マップ表示はメトロイドヴァニアでおなじみの表示スタイルでエリアは把握しやすい
チェックポイントやワープポイントなどの要所はマップ上にアイコンで表示される
ただし、アイテムショップやイベント関連で訪れないといけない箇所などは一部アイコンがないため注意
膨大なマップ範囲というわけではないので覚えはするが人によりメモやスクリーンショットは撮ったほうがいいと思う

⦿イベントと要求アイテムの把握しづらさ
硬派なダークファンタジー故にアイテム一つに関してもフレーバーテキストがよく書き込まれている
薬草・医療品の類は街の住民に渡せば…と理解できるが遺品や聖遺物などの難解なクエストアイテムに関してはよく理解していない限り用途に迷う、ダークソウルでも定番の雰囲気だけを楽しむプレイヤーを困らせるポイント

以上、意外と多数記述したがそれ以外はすべて好評点なので本当に気になったところがこれくらいという程度に考えてほしい
近年は野心あるスタジオから最新のアイデアとオールドスタイルをミックスした魅力的なゲームが多く制作されているため、次回作等にも期待したい一本
Posted 25 December, 2019. Last edited 25 December, 2019.
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0.4 hrs on record
絵がどうとか版権がどうとか…数あるえっちぃカジュアルゲームの中でもこれは買ったらダメなやつ。
遊び方はスライドパズルだけどシャッフルがガチ適当なので普通に揃わないパターンが混入してクリア不可能。
クリア可能かわからない5x5とか当たりパターン引くまでリトライさせられ続けると普通にやってられないので、その100円でおかしでも買ってpixivでも見てたほうがいいと思う。
Posted 31 August, 2018.
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1.4 hrs on record (1.4 hrs at review time)
マリカーを思わせるような感じでありながら特筆すべきギミックはなしで単調に走るだけ
唯一マリカーみたいなアイテム要素があるが使えるのはバナナくらいであとは用途もわかないゴミばかり
しかしこのバナナが凶悪すぎでボタンを押す度に無限にバナナを設置できる
マルチでやろうものならもうバナナゲー 縦横無尽にバナナを配置されまくってまとも走ることなど不可能 阿鼻叫喚のクラッシュ地獄と化す

極めつけは怪しい日本語満載のローカライズと独特なビジュアル
おクスリキメてるんじゃないかというチープ&原色つかいまくりのビジュアルと世界観はあるものは絶句しまたあるものは狂気の世界へ吸い込まれる

現存するカジュアルレーシングのありがたみを体験するためにあえてこの苦行を一度体験したい方、バカ友達集ってこのあたまおかしい世界をゲラゲラ笑いながらやりたい人にオススメ

もちろん健全な一般ゲーマーな方はコレには関わらないことを当然オススメしておく
Posted 27 November, 2017.
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27.4 hrs on record (10.3 hrs at review time)
シングルを標準難易度でクリアまでプレイした段階でのレビュー。
(マルチに関する言及はほぼなし)

プレイするユーザーの傾向によって製品価値が少し異なると考える。

▼DOOMシリーズなどクラシックFPS未経験者
オススメ度:★★★★☆
・2016年現在におけるFPSのトレンドとは大きく異るゲーム性のため、シリーズ未経験者や流行のFPSを期待する方には強い推奨はできない。
・シングルのリプレイ性(難易度バリエーション・カスタマイズ要素)は比較的高い方と捉えられるがプレイの肝はほぼシングルのみに収束されるため繰り返しプレイ以外でのコストパフォーマンスが完璧とは断言しづらい。
・上記の注意点を踏まえれば、遊びづらさや退屈とは程遠い強烈なプレイ性とゴア表現により、『代わりの無い体験と思い出』が得られる逸品といって問題ない。

▼シリーズ経験者(※DOOM3を除く)・オールドスクールFPSファン
オススメ度:★★★★★
・まったく問題ない。即ブラウザバックからカートにぶち込んでDOOOOOOOM!!!!!
・ただし注意点として最序盤のプレイが恐ろしくつまらない。一時間程度プレイするまでは戸惑いや肩透かし感があるかもしれないがそれ以降は間違いなく傑作の域なので安心してプレイしてほしい。
・設定とイントロからエンディングに至るまで原作へのものすごいリスペクトと愛を感じさせる。特に初代のプレイは必修科目として頭にいれておくと感動すらできると思う。

こんなに懐かしくも新しいひたすら楽しいと思える『同窓会』の乱痴気騒ぎは初めてだ。
一時期は風当たりが強く苦境も感じられたid、本作も一度製作が頓挫したが、執念の果てに原点回帰を果たせたようだ。
直ちに拡張コンテンツや続編が期待されるとも思うが、idも少しは本作のDOOMGUYが封印されていたように少し休ませてやってもいいのではないか、個人的には適当な賛辞よりはそういう想いを送りたい。

■以下は少しだけ触ったスナップマップについて記載しておく。
オリジナル発売から20年以上も経つのにいじりやすさからか未だに有志による拡張が絶えない原作DOOMだが、本作もそれと同じようなことが出来ないかという試みからか、スナップマップというマップエディットモードが備えられている。

配置物の総数など一部制限があるものの、単純なオリジナルステージからマルチプレイ用のアリーナ・COOPプレイ用のステージまで自由に作成できるようになっている。

『マリオメーカー』ならぬ『DOOMメーカー』といえるくらいのカスタマイズが可能で、その複雑さ故にモード内に『スナップパズル』と称してステージ作成のチュートリアルをパズルゲーム感覚でプレイできるほどになっている。

作成されたデータはゲーム内でアップロードやブラウズができるようになっており、プレイされた回数や評価数などでソートも可能で無数のステージから本編以上のプレイを体験できる…ように思える。

ただ1つ大きな問題点があり、このスナップモードは別アプリとして起動し直されることからキャンペーンモードとは別物となっている。
そしてよりによってこのベースが、オープンβでさんざ悪評を叩きつけられたマルチプレイの仕様になっており、武器が2種類しか同時所持できない・武器がキャンペーンモードと別物だったりする・グローリーキルが不可能(※訂正:可能だがキーバインドが何故か本編と異なる)・HUDや操作感が若干違うなど致命的といえるほどの差がある。

想定される仕様の範囲や開発の事情(マルチプレイモードはidとは別のスタジオが製作)から止むに止まれない『制限』なのかもしれないがこれはあんまりではないかと個人的には考えている。
マルチプレイDLCパックの販売云々よりもまずこれを真っ先に対処してほしいくらいではあるが、本編外のモードにどれだけ本気でとりあってくれるかは期待するには難しいところだろう。

とりあえずは以上のような『問題点のある付与価値』が本作にはあるという点だけ理解だけしてもらえればと思う。
Posted 19 May, 2016. Last edited 19 May, 2016.
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19.4 hrs on record
ある意味理想のオープンワールドクライムアクションでございます。
グランドセフトオートで逆にストレスがたまってしまった!という方に特におすすめします。
また、今やメジャータイトルとなりましたSaints Row the thirdを未プレイの方もプレイ済みの方もこれをおさえておかない手はありませんよ。

グラフィックは最新世代に比べると苦しいかもしれません、キャラクターの造形にもややクセがあります。
キャラメイクでカワイ子ちゃんを作るのも難しいですが、なかなか皆さん個性的かつ表情豊かですよ。
ストーリー性も相まってコミック調でキャラクター感もわかりやすく、この手ゲームでよくある「あれ、このオッサンどこの組織の幹部だっけ?」とかいうのがありません。
特にイチオシキャラクターは面白黒人枠のピアース、彼の割り食ってる感がたまりません。なぜ続編でも愛されているかよくわかります。

ゲーム内容に関してですが、グランドセフトオートがリアル寄りとするならば、Saints Rowはおもちゃ箱をぶちまけたような感覚でしょうか。
初見ではこの感じや操作感覚が全体的にチープに捉えられてしまうかもしれません。
しかし、これは開発サイドが意図して絶妙に調整されているものであることはプレイしているととても実感できます。
車の挙動は地面にビッタシくっついて90度コーナーもスイスイ曲がる。オイオイ適当すぎんぜと思うかもですが、これで街中を全力でかっとばすのが気持ちいいです。
ゲームで変に渋滞とか無茶な車線変更とかでイライラしたくないもんですからね、ベタ踏みでぶっ飛ばしまくりましょう。

TPSとしては敵がワラワラ出てきてサクサク死ぬ感じでしょうか、ヘッドショットにシビアさがなく頭の高さを狙ってビスビス撃てばゴロゴロ倒れます。
カバーの要素等はありません。身を乗り出してかけっこしながらドンパチしましょう。一応エイムモードあります。

それと個人的に爽快なのが、敵対ギャングの存在と対立ですね。
彼らは町の住民と同様にあちこちうろついたり、たまり場にいるのですが、彼らを殺害してもよくある指名手配にはかかりません。
代わりとしてその敵対ギャングから追われる状態となるのですが、ギャングキルにはボーナスがついて殺せば殺すほどスコアが増えます。
こういうのは警察制度が厳しいクライムアクションでは味わえないやりたい放題感がありますね。クズみたいなギャングの奴らですから罪悪感もありません。
そうだ、僕らの求めてたギャングスターてこんなノリでドンパチするもんでしょという感じです。ストーリーの分かりやすさ痛快さも相まって。

あとはもうストーリーを追うだけではなく寄り道的なミッションが山ほどありまして、こいつがもう説明しきれないほどユーモアとバリエーションに富んでいます。
ヒットマン的ミッションから車の上でカーサーフィンまでハチャメチャやりたい放題。
特に傑作なのが「保険金詐欺」、車にわざとぶつかってドーン!ゴロゴロでお金ゲット!チャリンチャリン!酷いと数百メーター先まで吹っ飛んだりします。

もう本当これだけは語り尽くせないですね、僕にオープンワールドゲームのおもしろさを再認識させていただきました。

難点を挙げるとするならば、時代相応のグラフィックであること、ストーリーを進めるためにリスペクトというスコアが必要でこれを貯めるために寄り道を強制させられることくらいですかね。
後はストーリーのノリに対しては個人差があるかもしれません。ドラッグきめて快楽殺人的なものもあれば、雰囲気の重い復讐劇もあります。
僕はその辺ひっくるめて大好きでしたが。

とにかく、スカッと割り切られて丁寧に作られたことがわかる良い作品です。
君もスティールウォーターで大暴れして、ギャングスターを極めてみないか!?
Posted 5 March, 2014.
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15.0 hrs on record
スポーツ系FPSの金字塔ともいえるUnrealでございます。
残念ながら当時の衝撃を今体験することはできませんが、時代を先行くグラフィックと広大なフィールドなど技術的な面で話題になったそうですね。

Unrealといえばマルチが醍醐味なのですが、流石にプレイヤーはいませんでしたのでシングルでプレイしました。

この系統のSF系FPSは多種多様な武器が使えるのがいいですね。
さらにUnrealでは各武器に必ずAltFireの機能がついていて、一つの武器に二つの攻撃手段が備えられています。
とにもかくにもこの武器を状況とお好みで切り分けて使うのが楽しくてしょうがありません。
Doom系からお馴染みの残弾薬のマネジメント要素で常に工夫や試行錯誤が求められます。

更に本作の敵キャラクターのスカージというエイリアンが居るんですがこいつとの戦闘がまた楽しい。
このスカージがとにかく癖のある動きをしまして、攻撃を左右のドッジロールで回避したり、中距離でビームを撃つわ、気を抜けば接近して斬りかかったりとなかなか手ごわいです。
マルチプレイのBOTと対戦しているような感覚に近いのでしょうか。
ステージの種類と相まってこの戦闘が楽しくて仕方がない感じです。

とここまで褒めちぎっておきながらの難点なのですが…
このゲーム、テクノロジーデモもあいまったようなステージギミックが沢山あるんです。
とにかく先に進むためにフィールドを右往左往しながらスイッチやフラグを探し回るのですが、近年のレールシューターに慣れた方だとちょっとここが冗長気味で苦痛に感じるかもしれません。
事実ワタクシも詰まっては小一時間同じフィールドを歩きまわり、最終的にはウォークスルーに頼るはめになりました。
とにかくDoomのカードキー探しとは比にならない徒労感があります。

この難点さえなければ個人的には絶賛できるゲームなんですけどね…
とは言いましたが、このUnreal Goldには拡張シナリオもありまして、こちらではオリジナルほど迷う感覚はありませんでした。
拡張用に新武器も追加されていまして、とにかく攻撃はアホみたいに多彩に強化されています。
こっちはやらないともったいないくらいです個人的にはですが。

まぁ、そんな感じで近年のミリタリーFPSに飽きて、SF系のスポーツシューターのルーツをたどりたい方にはおススメです!
とはいえ最早そのような方は既にこの名作をプレイ済みなんでしょうけども…
Posted 23 February, 2014.
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