Ulasan terkini oleh Coo

セール時にかなり安くなるが普通に良作なカジュアルRTS。
事前に敵軍の編成が開示され、それに応じて自軍を編成して出撃する。
戦闘では各兵の出撃タイミング以外の操作はあまりなく、マウス一つでダラダラ遊べるのがとてもいい。

敵を倒すと経験値がたまり、経験値がゲージ1つ分たまると勲章が貰え、勲章で全兵の昇格か隊員数の追加が選択できる。
兵を出すには軍資金が必要で、基本は自動でゆっくり溜まるが油田設置で多少早く溜まる。

操作の単純さ故にざっくりバランスかと思いきや各兵のシナジーやバランスはよく練られており、腐っている兵種もない。
兵は一度出撃させるとカードが消費されるので毎回同じ編成にするわけにはいかず、かといってこれがなきゃクリアできないという兵はないので、手持ちの兵と敵に応じてあれこれ策を講じる楽しみがあり、実戦で作戦がぶっ刺さるととても気分がいい。

メインコンテンツはノーマルなら8時間もあればクリアできるボリュームで、他にはエンドレスモードやランダム戦がある。難易度は全４種。

バグもなく翻訳もバッチリでバランスもテンポもいい、少人数の開発チームの作品らしいよくまとまった作品。
定価はボリューム的に少し高いと思うが、セール時なら文句なしでオススメ。

良作短編逆ワニワニパニックタワーディフェンスです。
日本語は非対応ですが、MENU等の簡単な英単語がわかれば問題ありません。
ステージは４つで各7wave＋ボスがあったりなかったり、早ければ２時間でクリアできる程度のボリュームです。

カジュアルな価格とグラに反してそれなりに歯ごたえはあります。
タレットの購入出来る時間が各Wave前の数十秒のみな上に、購入や設置はワニを操作して徒歩で行う為、Waveが終わった瞬間に店に向かって迅速に購入と設置を行わないと火力不足で詰みますし、時間優先で適当に置いても詰みます。
とはいえ雑魚敵のスポーン程度しかランダム要素はない為、数回もやればコツは掴めるでしょう。

特にバグもなく、価格相応のクオリティは十分にあるので、ちょっとした暇つぶしにはオススメです。

プレイ1時間くらいの時の印象

・割と即死するゲームなのに30秒超のクソ長ロード
・日本語化MODはあるが会話以外はほぼ英語
・フォントが英語も日本語も読み辛い荒めのドット調
・疑似フルスクがない
・コントローラ非対応
・キーコンフィグのカスタマイズ性が低い
・夜がマジで何もできない無駄な時間（暗視スコープも見辛い）
・オブジェクトの当たり判定が異様に広く歩き辛い
・アイテムの取得時にいちいちCTRL押すのがだるい

最近流行りの高ストレスゲーなんですかね。
もう暫く続けて楽しさを理解できるかは試しますが、現状人にオススメ出来る要素はないです。


2023.2.18 全タスク終了まで遊んだので追記
アーリーアクセスとはいえストーリーは未完、ロード時間等システム的にも不満多数、演出はほぼないに等しく、全クリまでのロードマップもテンポやバランスがいいとはとても言えません。
銃のカスタマイズやパーツ厳選はそこそこ楽しめましたが、他は特に何も言う事がないです。
現状だと800円以下ならオススメ出来るかもというレベルです。

○良い点
・グラフィックが上質かつワークショップで変更も可
・BGMは少ないが質はかなりいい
・システム周りも洗練されていて不自由なし
・10時間くらいまではなかなかに楽しい

○悪い点
・ストーリーが微妙内容は薄い癖に無駄に胸糞
・複数のクラスとビルドがあるのにほぼ全部腐っている

○総評
基本的にはよく出来たSlay the SpireとInto the Breachのインスパイア作品なんですが、バランス調整の雑さ故にビルドの選択肢がかなり狭まっているのが残念な作品です。
具体的に言うとラスボスがかなり高火力でガードブレイク（ガードを削り切ると2ターンスタン）ありきのバランス調整がされている為、ガードブレイクできないデバフ系やHPを直接削る系の武器やクラスやカードが軒並み弱いんです。
そういった割と大きい不満はありますが、まぁセール時の価格なら人にオススメ出来るレベルには仕上がってる作品です。

＿人人 人人 人人人人＿
＞ 　翻 訳 が ゴ ミ　＜
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y￣

アイテム厳選のゲームなのにアイテムの説明文に誤訳や未翻訳がわりとあるっては物売るってレベルじゃねーぞ！（AA略）
素人以下の機械翻訳で言語対応を明記するくらいならマルチバイト文字対応だけして言語ファイルは誰でも編集できる仕様にしてワークショップに丸投げしてくれ！

2023.2.23 追記
日本語訳にpeglin（既プレイだが日本語訳は完璧）等で翻訳実績のある人が採用された為、5月の正式リリースまでには日本語訳が大幅に改善される見込み。
自分がプレイした際は翻訳が酷すぎて金払ったのが馬鹿らしくなってゲーム内容に触れない批判レビューを書いたが、翻訳に問題がなければそこそこ面白いゲームだとは感じたので、正式リリース時にはまたレビューを書き直す予定。
早期ユーザーの意見がちゃんと反映されているので、今後には期待できるだろう。

Slay the Spireの戦闘をピンボールに置き換えた形のカジュアルなローグライクの良作です。

戦闘ではオーブという様々な特殊効果のある玉を使ってピンボールをして敵と戦い、マップではオーブやレリックを取捨選択し、各フロアにいるボスを撃破するとクリアとなります。

ゲーム自体は面白いのでサムズアップにはしていますが、価格を考えると現状は圧倒的にボリュームが不足しています。
ゲーム慣れしている人であれば３回もやればクリア出来る程度の難易度、マップは３フロアのみ、プレイアブルキャラクターは追加予定があるらしいが現状１人、周回要素は縛りを追加していくだけ、ということを考えると700円くらいが妥当な気がします。

幸い早期アクセスでそこそこ売れているので、今後のコンテンツ拡充には期待できると思います。
そのあたりを踏まえて価格に納得出来る方にはオススメです。

スロットの絵柄をスピン毎に自分で選択していくデッキ構築型ローグライクゲームの良作です。

スロットといっても絵柄を目押しで一直線に揃える等の作業や概念はなく、
・スロットを回して絵柄２０枚を抽選
・出た絵柄（とシナジー）に応じてコインゲット
・追加の絵柄を３枚から１枚選ぶorスキップする
というサイクルをひたすら回し、数ターンごとに来る大家の徴収に耐え抜く取捨選択のゲームです。

頭を使わない運ゲーというレビューが割と多く見られますが、最初の１～２時間程度は絵柄やシナジーを覚える必要がありますし、覚えた後も序盤のしのぎ方や中盤の伸ばし方等のセオリーを確立していかなければクリア率は上がらず、ちゃんと頭も使うゲームだと個人的には思います。

引いた絵柄から役（シナジー）を考えつつ、伸びなかった役の絵柄を捨てていく過程や、必要とされる知識や技術と引き運のバランスは麻雀に近いものがあるので、麻雀が楽しめる人ならこのゲームも十分楽しめるかと思います。
あとはこの価格帯でこのグラフィックのチープさを許せるならオススメです。

全方位から敵が来る拠点防衛系ゲームの凡作です。

パーツを合成してアンデッドを作って拠点を防衛しつつ周囲を開拓して更に強いパーツを手に入れるというゲームなんですが、十数分ごとに拠点近くに沸くエリートモブが強すぎる為、順当にアンデッドを強化していってもほぼ秒殺されます。

じゃあどう攻略するのかというと、割と多彩な攻撃手段を持つパーツを活かすでもなく、大量のアンデッドを作るでもなく（１５体までしか作れない）、死亡後に手に入ったコインを使って毎日支給されるパーツの品質をあげるという雑な強化要素がこのゲームの全てになっています。
支給パーツが桁違いに強い為、一度強化が終わってしまえばゲーム性がほぼ死ぬんです。

もっと面白くなりそうなポテンシャルはひしひしと感じるのに、調整の大味さ故に価格相応の価値になってしまっているのが残念な作品です。

カジュアルなアクションローグライク＋どうぶつの森＋クトゥルフ＋コロニーシミュ。
定価の価値は十分にあるのであまり調べずに初見プレイを楽しむべき作品。

以下ネタバレ気味なゲーム紹介。
地べたで寝ている信者達の為に寝床の材料を取りに行って帰ってきたらゲロとクソにまみれた病人だらけの教団に愕然とし、必死に掃除して病人を寝かせて飯も用意したかと思えば「お前は嘘付きだ」と次々に離反され、手厚い祝福と儀式でなんとか信仰心を保てるようになってきた矢先に苦難を一緒に乗り越えた信者が寿命を迎えはじめ、「生贄にすれば一石二鳥じゃん」と老いた信者を生贄に捧げると普通は苦しむはずの生贄が安らかな顔で魔法陣に引きずり込まれていって居た堪れない気持ちにさせられる。

命の重さも感じられるゲームなのかと思った矢先に「うんちで作った料理を食べるのがずっと夢なんです」と懇願する糞信者が現れ、そいつの為にうんち料理を作って食べるように指示しておいたら、食い意地の張った別の信者が先にうんち料理を食べて絶命し、それを見た糞信者がショックで嘔吐して病を撒き散らす。なんだこいつら（ドン引き）

開始５時間ですらこんなゲームです。イカれてるよこの世界。今すぐ買うべき。

あらゆる面が未完成なMGSシリーズの墓標です。

ストーリーはまさかの打ち切りエンド、戦車隊襲撃くらいでしかほぼ意味がない無駄なオープンワールド、膨大な数の武具とアップグレードを用意しておきながら資金が終始足りない為にエンディングまでほぼ初期武装を使うハメになるゲームバランス、ストーリーの重要場面でToBeContinuedと表示していきなりヘリに戻る雰囲気もクソもないミッション受注システム、１つのクエストを１０～２０回は使いまわしてサブクエストとしてやらせる上に、第二章では水増し用に第一章のメインクエストの最高難度版を強制的にストーリー扱いにしてプレイさせる雑な構成、クエストが終わる度にヘリを呼んで何分か待って司令室へ帰還するというテンポの悪さ、どこから撃っても敵全員が秒で探知するが故に存在意義がないサプレッサー付きの実弾スナイパーライフル、もはやロケランかCQC以外効かなくなる終盤の通常兵士、少なすぎるオートセーブポイント、執拗な課金要素、etc...

既存のMGSシリーズと比較するとあらゆる面で劣り、ストーリーに至っては完成すらしてない癖にソシャゲのような課金要素だけは詰め込んであるというふざけた作品です。

ポッと出の男に今までの組織は全て破壊され、残ったのは偽物のボスと資本主義の犬（ダイアモンド・ドッグズ）だけというストーリーには皮肉も含まれている気がしてなりません。

とまぁシリーズのファン目線で散々こき下ろしましたが、単純にステルスゲーとしては序盤は普通に面白く、ゲーム性そのものを楽しむだけならセール時の価格であれば十分に良作です。
グラフィックやBGM、UIなどは流石のクオリティに仕上がっていますし、強制的に参加させられる課金要素ありのオンライン略奪合戦も今なら過疎でほぼ死んでいます。
そういう意味でオススメにはしていますが、シリーズのファンにはオススメ出来ない作品です。