Скорошни рецензии на Coo

世界観や空気感が素晴らしいSFミステリーアドベンチャーゲームの良作です。

極力攻略や動画等を見ずにプレイすることを推奨しますが、クリア後に人のプレイを見るとまた違った発見があったりして面白いです。
SF好きならやって損はない作品ですが、ハードSFというわけでもないのでSFに疎い方でも十分楽しめます。

宇宙船の操縦が結構３D酔いしやすい点だけご注意を。

○良い点
・グラフィックが綺麗
・マップがかなり広い

○悪い点
・各設備が非常に大きい為、一人称視点での設置作業がかなりやり辛い
・ブループリント（設計図を作ったり展開したりする）機能がない
・生産待ち中にやることが資源を見つけるくらいしかない

○総評
あらゆる要素が中途半端な一人称視点の自動化系ゲームの凡作です。
同ジャンルではDysonSphereProgramやMindustry等の良作がありますが、現状ではグラフィック以外はほぼ下位互換です。

一人称視点での建築は見下ろし視点や2D視点と比べて視認性や操作性が遥かに劣る為、基本的にはデメリットしかありません。
それでも一人称視点で建築を楽しむには、デメリットを補える楽しさ（例えばARKやNoMansSkyのようなサバイバル要素）があるか、あるいはマイクラのように設置物のサイズや設置方法が合理化されている必要があると個人的には思いますが、このゲームにはそれらのいずれもありません。

設置作業がメインのゲームなのに設置がストレスフルで、かといって戦闘やサバイバル等の他の楽しめる要素はほぼないに等しく、作れるものが増えても探索に有用な装備や道具・車両等も数えるほどしか解放されないといった具合です。

正式リリースまでに探索要素が充実するなどして良作になる可能性は十分ありますが、現時点ではセール時の価格でもおすすめできるレベルの作品ではないです。

○良い点
・グラフィックやBGMがハイクオリティ
・全ての装備に専用のグラフィックがある
・膨大なサブクエ含め全てフルボイス
・モーションのクオリティも非常に高い
・マップのあらゆる場所に探索要素がある
・ゲーム内のカードゲーム（グウェント）が結構面白い

○悪い点
・街のNPCがひたすらに痰や唾を吐いていて音が生理的に不快極まる
・クエストのLv制限（高すぎても低すぎてもデメリット大）のせいで自由度激減
・オイルや霊薬のせいで戦闘の度にメニューを開く為、テンポが悪い
・インベントリの処理が重い上にカーソル順等の最適化がひどく、ソートバグもある
・アイテムの分類が雑で、完全な換金アイテムが把握しにくい
・店が終盤までほぼ機能してない
・重量システムが不快感しか産んでいない（すぐに走れなくなり店に売り行くが、店に金がないので売れずに倉庫に物が貯まり、ただでさえ重いインベントリの処理がひたすらに重くなる）
・ミニマップが小さすぎて周囲がほとんどわからない
・マップに店が表示されたりされなかったりする
・敵のドロップアイテムが非常に見づらく拾いづらい
・馬が細い木や50cm程度の段差でも停止して道以外では使い物にならない
・化け物に10mふっ飛ばされても生きている主人公が3m程度の落下で絶命する
・瞑想すると酒を消費して霊薬等が全補充されるという意味不明な仕様
・ストーリーが終盤雑に感じる結局シリが霜塞ぐなら争った意味なくない？

○総評
前述の通りグラフィックやBGM、モーション、ボリューム、中盤までのストーリー展開等は非の打ち所がないほどハイクオリティなんですが、システム面の酷さがかなり目立ちます。
そしてそれらが霞んで見える程にNPCの嘔吐ボイスがダントツで最高に不快です。
街を歩くと「ｹﾞﾎｯ､ｵﾎｯ､ｵ"ｯ､ｶﾞｯｳﾞｫｴｪ!!!!」みたいな、とにかく人を不快にさせる為に全力で収録した長めのゲロ吐きボイスを30秒に1回くらい聞かされます。
プレイヤーに何を感じてほしくてこんな仕様にしたのかクリア後でも理解できません。
これさえなければ雰囲気ゲーとしては良作だと思いますが、個人的には死ぬほど不快だったのでオススメできない作品です。

コントローラでのプレイに致命的な問題があります。
Steamのキャリブレーション（軸補正）が機能していないらしく、アップグレードの選択画面等で一定の方向にひたすらカーソルが移動し続けるバグが頻発します。
新しいコントローラなら大丈夫かもしれませんが、とりあえずは様子見を推奨です。

2022.11.23　追記
上記のバグが修正されたっぽいので取り急ぎ。

カジュアルなFTLライクストラテジーの良作です。

FTLと比較するとストーリーや世界観に力を入れた作品で、それが長所でもあり短所でもあります。

一度見たイベントをスキップで飛ばしても暗転をゆっくり挟む時間を何回か待たなければいけなかったり、結果だけわかればいい探索でも毎回そこそこの時間を待たなければいけなかったり等、何度も周回する前提であるローグライクとしての快適さより、シックな空気感の演出を優先している節が強くあります。

また、デザインに力を入れてる割には翻訳の質が部分的に悪く、口調がいきなり敬語になったり、タメ口になったり、物語の中核のシーンで誤字脱字があったりして萎えます。
プレイに支障はないレベルではありますが、無視できない程には粗が目立ちます。

スゴロクパートや戦闘のバランスはかなり良いです。
戦艦によってある程度の方向性は決定されますが、戦隊や兵装や士官の引きによって育て方は様々になりますし、相手の戦隊や兵装、フィールドに合わせて展開の仕方も様々になります。
ノーマルであれば全てを考えなくともクリアは十分できますが、考えて動けば余程の不運による強化不足でもない限り負けることはないので、いいバランスに仕上がってると思います。

総評としては、ストーリーやゲームバランスは十分に高品質に仕上がっているのに、翻訳やテンポの悪さが足を引っ張っている惜しい作品だなという印象です。
とはいえ、全体的に見ればよくできたゲームですので、こういうジャンルが好きな方には十分オススメできます。

評判のいいゲームなので期待大でプレイし始めましたが、自分には合いませんでした。

ワンミスで連続攻撃をくらって即死するようなボスやエリートモブと戦うことそのものは楽しいんですが、そういった強敵と再戦するために篝火（チェックポイント）から何度も同じ場所まで再走しなければならないのがただただ苦痛で、あと何十時間もこの作業を繰り返すのかと思うとモチベが保てませんでした。

CelesteやCupheadのような高難度の死にゲーが最後まで気分よく楽しめるのは強敵や難関ステージへのリスタートがすぐにできるからで、風来のシレンやHadesのような高難度ローグライクが何度も再走したくなるのは道中の敵やスキルやアイテムにランダム性があるからで、つまるところ、ダクソの死に戻りには刺激も快適さもありません。

難易度ではなく、こういったゲーム性が楽しめるかどうかでプレイの是非を判断した方がいい作品だと思います。

デッキ構築型の障害物避けアクションゲームの良作です。

ゲーム内容としては強制横スクロールのドライブアクションで、事前に店で買える消耗品装備（ジャンプ・ダッシュ・バンパー・プロペラ等）からランダムに選ばれた３枚を使って障害物を回避または防御していくことになります。

装備によって対応できる障害物が違う為、ステージごとに装備の購入比率をジャンプ１５：バンパー２０：ダッシュ５のように調整する等、攻略に最適なデッキを考えるのが結構面白いです。

セール時は9割引の100円台で投げ売りされている為、安かろう悪かろうかと思われるかもしれませんが、BGMやグラフィックはPV通りの高品質ですし、衣装やカートの種類もそこそこあり、凝ったゲーム内カメラでスクリーンショットが撮れたり、日本語対応もバッチリだったりと、定価相応のクオリティは十分にあります。

カジュアルな雰囲気に反してゲーム性はデッキ構築と反射神経避けアクション（終盤は運要素が強まる？）というギャップは評価が分かれるところかもしれませんが、惹かれる部分があればセールで買っておいて損はないレベルの作品だと思います。オススメ！

ファミコン時代のゼルダライクなアクションゲームの良作です。

ストーリーやグラフィックやBGMはPVの通りの高品質で、翻訳もバッチリです。

ゲーム性としてはボリューム的にもアクション的にもゼルダ感が強いですが、探索や謎解きはそこまで難しくなく、謎解き後は基本的にショートカットが開通されるストレスフリーな設計で、ファストトラベルもあります。

戦闘はゼルダよりダークソウルやモンハンに近いものがあり、それなりにシビアです。
相手の行動を見て攻撃を見極め、カウンターを決めたり、ダッシュの無敵時間で回避したりといった操作が要求される上、ギミックのあるステージ上で戦闘が行われることも少なくない為、アクションが苦手な方は少し苦労するかもしれません。カラスだけに。

不満点としては少しボリューム不足かなと思う点と、世界観がとても良くまとまっているので、街やサブストーリーがもっとあればよかったなぁと思う点くらいです。

総じて期待を裏切られることのないPV通りのクオリティの良作です。
惹かれるものがあれば買って損はないかと思います。オススメ！

デッキ構築型のローグライクとしてはSlay the Spireという名作がありますが、StSと比較すると比較的カジュアルな難易度です。

StSほど厳密でギリギリなバランス調整はされておらず、ぶっちぎりで勝てるような構成も可能で、だからといって楽しさが失われているかというとそうでもなく、加えてInscryption特有の面白さが十二分にあります。

あまり詳しくは調べずに、とりあえず圧倒的好評を信じて買って遊んでみるのが一番楽しめるかと思います。オススメ！

完成度の高い最大4人協力のローグライクFPSの良作です。

スクロールやアセンションといったランダム強化要素の引きからメインスキル・サブスキル・通常攻撃のどれを中心に伸ばしていくか考えながら、キャラや武器を育てつつステージを進めていくゲームです。

この手のローグライク要素を取り入れたゲームは高難度になりがちですが、このゲームは適度にカジュアルで、運要素で上振れを引けば他のプレイヤーの10倍の総火力を出すなんて状況も珍しくありませんし、下振れを引いても味方がいればなんとかなります。
どうしてもダメな場合でも、味方に攻撃系スクロールを全部渡して自分は蘇生に専念するといった全力の他力本願プレイなんかも十分成立します。
初心者でも生きているだけで味方の蘇生要員として重宝されるバランスなので、協力ゲームでありがちなギスギス感やプレイヤーキラーに怯える心配もありません。

グラフィックは造形やモーションに結構こだわりがあり、ややローポリながらも良く出来ています。虎が特に可愛い。

不満点は翻訳が若干微妙なところがある点と、ステージが4つだけで基本的に一本道な点くらいです。

総評として、ローグライクの楽しいところも、協力プレイの良いところも上手く引き出されている良く出来たゲームです。
これ以上のコンテンツの拡充はバランスの維持的に難しいのかもしれませんが、DLCでもいいので発展させてほしいですね。
ローグライク好きには文句なしにオススメできる作品です。