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Verfasst: 8. Juli um 3:10
Aktualisiert: 10. Aug. um 9:36

Nintendo Switchで発売されていたタイトルのPC移植版。4K解像度・60fps化・描写距離の向上とグラフィックの改善、DLCの同時配信やアップデートを適用済みでのリリースとなる。
元がSwitchというのもあるけど、GeForce RTX 3060 Tiで4K高解像度・高プリセットにしても60fps張り付きでGPU負荷も殆ど発生しないほど軽い。
オープンワールド版ぼくのなつやすみ(一部開発者が同じ)というべきようなもの。
サーカス団団長の息子である主人公サトル(名前変更可)となり、8月の1か月間のあいだサーカス団が講演するよもぎ町で探検や虫取り・魚釣りなどをして時を過ごしていく。
田舎町ということでこじんまりとした町並みではあるものの、ちょっと寂れた感じのある屋上駐車場付スーパーや、個人商店が軒を連ねる駅前通り、郊外に行くと何を作っているんだかよくわからない工場や倉庫、田園やため池、その地区の人々が眠る町営墓地、など田舎あるあるな光景が随所に用意されていて童心に帰って見知らぬ土地を探検していくのは面白く、収拾要素もDLCのものと合わせて虫は200種以上、魚は40種以上とやりごたえ十分。
移動できる範囲はマップ端となる崖の頂上や町を横断するかのように建設されている高速道路を除いて目に見える場所すべてを縦横無尽に駆け巡ることができ、主人公のサトルはサーカス団の素質を持った小学4年ということでゼ○ダなみに身体能力が高く、スタミナが続く限りは建物の壁・崖や山を自由自在によじ登ることが可能。更にあるイベントを達成すると貰えるマントを使うことで滑空することも可能となる。こんなところまでゼ○ダパクんなくても。なあ、サトルは300mくらいの高さから落下しても足がちょっと痺れるくらいで落下死とかはしない。お前、ゼルダ超えたわ。

田舎で過ごす子供の探検体験としてはよく出来ているが、ちょっと残念なのが人間ドラマといったものがなくストーリー性が希薄なこと。
大人たちから時折頼みごとをされるのだが、「○○を集めろ」「○○に行け」と単におつかい程度の事を頼まれるだけで、終わったらありがとうで即終了で相手が子供だからこそ打ち明ける大人たちの本音トークのようなものは殆どなく、地元の子供が遊んでいる探偵倶楽部に入ることもできるものの、こちらでも探偵団と一緒に行動せずに単独で進める冒険が多く地元の子供たちとの特別な友情関係を気づいたという感覚がないままとなってしまう。
よもぎ町の他にとなり町というもう一つ小さい集落もあるのだが、そこも時計台・新聞社・宿屋といった民家以外の建物もあるのに特別イベントが用意されているわけでもなく、単にマップのバリエーションを増やす為だけに存在している状態。
物語性よりも探索性に重点をおいて開発されたと思うけど、他の人も書いているがゲーム後半は作業感が出てきてしまうので、もうちょっとなんとかならんかったのか。

細かいところだが、衣装がTシャツ(DLCでプラス2種追加)とタンクトップ、靴の有無くらいでコスチュームにカスタマイズ性が殆どないのも残念。
ここらへんも、DLCの追加要素で雑貨屋で麦わら帽子やサンダルとか夏らしいバリエーションのある衣装が買えるようになったりしているとよかった。
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1 Kommentare
Klaus 18. Aug. um 7:23 
:ontoagoodthing: